株式会社ロッテ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長執行役員:牛膓栄一)は、スポーツにおける「噛むこと」の価値を発信する「噛むスポプロジェクト」活動の一環として、プロ野球チームの「千葉ロッテマリーンズ」に対して、選手一人一人に合う形状・硬さ・香味をカスタマイズしたプロフェッショナルガムを提供いたします。2023年3月17日・22日の2日間でプロフェッショナルガムを提供する計5名の選手に、自分自身に合ったガムを選んでもらいました。

プロフェッショナルガムを選ぶ小島選手
山口選手と22年度作成済みプロフェッショナルガム









  • 小島和哉選手・山口航輝選手等、オリジナルのガムの形状・硬さ・香味をカスタマイズ
    選手がガムを噛む理由について語る。「身体のケアの一つとしてガムを噛んでいきたい」
ロッテ噛むこと研究部担当者と意見交換し、 プロフェッショナルガムを選ぶ萩野選手
 今年は、昨年に引き続きキャプテン中村奨吾選手、小島和哉選手、山口航輝選手、新たに萩野貴司選手と藤原恭大選手の計5選手へプロフェッショナルガムを提供いたします。今回初めて提供を受けることになった藤原選手は、ガムを噛む頻度について聞かれると、「ほぼ毎日ガムを噛んでいてルーティーンになっています。練習前と試合中にガムを噛むことが多いのですが、試合前にガムを噛むことでリラックスできています」とコメント。
中村選手と22年度作成済みのプロフェッショナルガム
今回2度目の提供となる小島選手は「試合中等緊張すると唾液が出にくいですが、プロフェッショナルガムは硬さもあり口を動かすことになるので口が潤い、またリラックス効果があります。また、移動中の車内や、試合後のベンチ、普段のランニングの際にも噛んでいます」と、ガムを噛むことのメリットを説明しました。また、今季の意気込みについて「このガムのように噛み応えがあり、味が長続きするような見応えのある面白い試合をファンの皆さんに見せることができるよう頑張ります!」とガムと上手く絡めたコメントをもらいました。また昨年「噛むVP」に受賞した山口選手からは「今年も、噛むVPのトロフィーをもらえるよう、沢山ガムを噛み、沢山ホームランを打っていきたいです!」と意気込みをもらいました。加えて、5年連続でプロフェッショナルガムを噛んでいるチームキャプテン・中村選手からは「アップ中にガムを噛むことによって身体がほぐれやすく、リラックス効果も感じています。また、プライベートでも運転中や食事後によくガムを噛みます。今年も自分専用のガムを作っていただけるということで、ガムを噛みながら気持ちをリフレッシュさせ、身体のケアの一つとしてしっかりガムを噛み、今シーズンも頑張っていきたいです」とお話をもらいました。

※「噛むVP」…「噛むスポプロジェクト」の一環として、その年に最も“噛むこと”を取り入れ、活躍した選手・チームに贈るアワード。
 プロフェッショナルガムは、武田友孝先生(東京歯科大学口腔健康科学講座スポーツ歯学研究室教授、日本スポーツ協会公認スポーツデンティスト)監修のもと、選手自らが自分自身にあった形状・硬さ・香味を選び製作される、選手オーダーメイドのガムです。提供されるガムは、噛んでいる間の硬さの変化が少ない特別な設計となっているのが特徴で、アスリートのパフォーマンス発揮のサポートとなることを目指し開発されています。一般的なガムは、噛んでいくにつれて、硬さが大きく変化するのに比べ、しっかりとした噛み応えが続くため、噛むことのトレーニングに適しています。ガムの硬さの測定には、万能材料試験機(INSTRON社の6800シリーズシングルコラム)を使用し、緻密な機器分析によりデータを算出します。これにより、アスリートに合わせた硬さのガムの提供を可能にしています。
20段階(0.5刻み)の食感(硬さ)の評価を専門パネル*1を用いて、80回/1分間のペースで計5分間ガム咀嚼し、
6秒ごとに硬さを評価するTI法*2で評価を行った。

*1 ガム官能評価パネルとして訓練した男女7名
*2 経時的な強度変化を評価する官能評価手法
形状・硬さ・香味の組合せは60種類 「ガムセレクトボックス」
  • 春季キャンプにて、野球における「噛むこと」の重要性について専門家が解説!           「噛むこと」により、筋活動アップ、重心・姿勢の安定効果、集中力・判断力アップが期待!

 千葉ロッテマリーンズとの取り組みは2019年より始まり、プロフェッショナルガムの提供だけではなく選手たちのパフォーマンス向上のため、「噛むこと」の重要性を伝える口腔健康セミナーを実施しています。
口腔健康セミナーを受ける千葉ロッテマリーンズ選手
 2023年2月20日石垣島キャンプ地にて開催された口腔健康セミナーでは、東京歯科大学 口腔健康科学講座 スポーツ歯学研究室の武田友孝教授を招聘し「噛むこと」が運動能力や怪我の防止に良い効果があること、ガムを使った噛むことのトレーニング(ガムトレ)の重要性などについて講義を行っていただきました。噛む力や噛み合わせが筋活動アップや重心・姿勢の安定効果、集中力・判断力アップ、リラックス効果に繋がることなども紹介されました。「特に野球においては、バッティングの際等咀嚼筋が活動し、瞬間的なパワーを効率的、効果的に発揮することにつながる。身体バランスを保つため、偏りなく噛めるということも大事」といったお話があり、選手たちは皆、真剣な表情で武田教授の講義に耳を傾けていました。
  • 佐々木朗希選手も実施した噛むチカラ測定を今年も実施。
    アップ中、試合中にもガムを噛む高部選手、3年ぶりの噛むチカラ測定は、結果良好!        「もっと意識してガムを噛んで噛むチカラを強くしていきたい」と意気込む。
 口腔健康セミナーと同日、選手の咬合力と左右バランスを測る噛むチカラ測定を実施。今回は新人選手を含めた14名の選手を測定しました。佐々木朗希選手と一緒に測定した2020年以来、3年ぶりに測定した高部瑛斗選手は、左右のバランスが良好に。ガムをいつ噛んでいるのかの質問に対しては、「球場に着いてアップのストレッチしているときにも噛んでいるし、試合中でもずっと噛んでいる」と答え、測定結果を受け「左右の噛む力のバランスが前回の測定よりも均等になっていたので良かった。噛む力は少ししか上がっていなかったので、もう少しガムを噛んで強くしていきたい」と意気込みました。同じく3年ぶりの測定となった本前郁也選手からは、「左右の噛むバランスが結構よくなっていたので良かった」とコメントをもらいました。 <高部瑛斗選手>
【武田先生コメント】
左右のバランスは申し分ないと思います。また、接触点数が増えているように見えますので、今後はガムトレーニングの際には、より「噛むこと」を意識して噛むと、噛む力も上がっていくのではないかとかと思われます。


<本前郁也選手>
【武田先生コメント】
バランスが改善しているので良かったと思います。右奥歯の噛む力、接触点が少ないのでガムトレーニングの際に意識して強め、長めに噛んでみるのも良いかもしれません。

1.:咬合力【単位:N(ニュートン)】、2.:咬合力左右割合
  • スポーツデンティスト
    武田 友孝教授※(たけだ ともたか)
●所属
・東京歯科大学 口腔健康科学講座 スポーツ歯学研究室 教授※(歯学博士)
・日本オリンピック委員会 強化スタッフ(医・科学)バレーボール競技、レスリング競技
・日本スポーツ協会公認スポーツデンティスト
・日本スポーツ歯科医学会認定医
・日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツ医
・関東ラグビーフットボール協会登録者障害見舞金審査委員会委
          ●主な所属学会
            日本スポーツ歯科医学会、日本臨床スポーツ医学会
            日本補綴歯科学会、Academy for Sports Dentistry
                                        ※2023年3月29日現在
  • 噛むスポプロジェクトについて
 「噛むスポプロジェクト」は、ロッテが 「噛むこと」の必要性や「噛むこと」がもたらす意外なチカラを通じて社会に貢献したいという想いのもと、これまで培ってきた知見や研究を活かし、プロアスリートから子どもたちまで多くのスポーツを頑張る人のパフォーマンスを「噛むこと」を通じてサポートするプロジェクトです。「研究」「情報発信」「噛む力測定」「ガム提供」など様々な活動によって「噛むこと」の重要性を普及してまいります。スポーツにおける「噛むこと」の重要性など、スポーツと「噛むこと」の関係性に関する情報発信を行い、日常から「噛むこと」やガムトレを取り入れていただくことで、一人でも多くの方のスポーツにおけるパフォーマンス向上を目指し、「噛むこと」によるサポートを注力しています。

配信元企業:株式会社ロッテ

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ