一般社団法人 熊本私学教育支援事業団(熊本県熊本市、代表 仙波達哉)は、2020年7月に人吉球磨で起こった豪雨災害の復興支援として、同年8月に「熊本学生災害支援ボランティア」を結成し、学習や遊びを通した人吉支援を継続的に行っております。その活動の一環として、熊本県内の高校生ボランティア部や熊本学習支援センターの生徒を中心として、2023年初の人吉支援ボランティアを、人吉市の「永国寺」(熊本県人吉市土手町5-5)にて開催いたしました。また、熊本学習支援センターの活動として、年に3回開催される春・夏・秋の宿泊研修も併せて行いました。
熊本学習支援センターは、さまざまな事情により、在籍校で学習を続けることが困難な生徒や中途退学したけれど改めて学びたい人などに対して、学習の場を提供すると共に子どもたちが安心して過ごせる居場所を提供することを目的として2015年に設立されました。2021年熊本県不登校児童生徒数は2,684人と、前年度より356人増加するなど、年々増加の一途をたどっています。











今回は人吉支援ボランティアと併せて春の宿泊研修を1泊2日で行い、人吉の子どもたちとの交流や仲間との絆を深めることが出来ました。 1日目は人吉市の永国寺で支援ボランティアを行い子どもたちと一緒に勉強したり、外ではボール遊びや鬼ごっこかくれんぼなど楽しく過ごすことが出来ました。また宿泊所は錦町の老人福祉施設「錦寿豊苑」の一室をお借りしました。夜はバーベキューを行い、子どもたちが中心となって準備を進め、みんなでおいしく楽しく食事をすることが出来ました。2日目は青井阿蘇神社の参拝、球磨川川下り、人吉城で花見、球泉洞の見学を行いました。人吉の観光地巡りや自然体験をし、普段の生活では味わえない経験をすることが出来ました。子どもたちはその土地それぞれの歴史や特徴を知りいろいろな想いが芽生えたのではないでしょうか。また、集団行動で学ぶ他者への思いやりやルールを守って行動することの意義を学ぶことも出来たと思います。今後も熊本学習支援センターでは、いろいろなイベントや活動を通して、子どもたちの成長に繋がる支援に力を入れていきます。

配信元企業:一般社団法人熊本私学教育支援事業団

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