―[結婚につながる恋のはじめ方]―


 皆さん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。

◆女心を動かす「男の気配り」とは?

 婚活をすると、こんなにも初対面の人に会うのかというくらい「はじめまして」を繰り返して、出会いをつなげていくことになります。

 人見知りの人からしたら、とってもつらい作業かもしれません。「何を話せばいい?」「印象をよくするのは、どうすればいい?」と、たくさんのお悩みをいただきます。

 相手から印象よく感じてもらえたり、話を盛り上げたりするために何よりも重要なのは「気配り」になります。まめな男はモテるといいますが、まさしくこれは「気配り上手な男性」です。

 気配り上手になれば、確実に好きな人から好かれる自分になれるでしょう。今回はモテるための気配りについてお伝えします。

◆40歳での駆け込み婚活は苦戦が濃厚

 タカシさん(仮名・39歳)は「好きな人から好かれたい」と悩む爽やかで素敵な男性。

 アメフトをしていた経験があり、体がガッチリしていて、シャイな一面もありますが、モテそうな雰囲気。しかし、過去にかなりひどい失恋をしたようで、そこから恋愛を避けてきてしまい、気がついたら15年ほど恋愛をせずにきてしまったようでした。

「さすがに40歳になると実感したら、結婚せずに孤独は嫌だなと感じて……」というタカシさん。

 40歳を目前に駆け込む男性は少なくありません。ただ、今の婚活業界からすると40歳での駆け込みはそれなりに苦しい婚活になりがちのは事実です。最近は35歳前後でくる方も多く、どれだけ事前対応しておくかがかなり重要になっています。

◆女性の心が大きく動く瞬間



 とにかく好きな人から好かれたい。そのために何をすればいいのかを聞かれたので、今のタカシさんの課題を分析することになりました。

 タカシさんの最大の課題は、初対面の方とのコミュニケーションでした。普段から男性ばかりの環境にいたため、細やかな気遣いや気配りというアンテナが立っていなかったのです。

 女性側が「そんなところまで気遣ってくれるの?」と感動したら、確実に好印象をゲットできます。

 こうした状態になるにはもちろんトレーニングも必要ですが、ある程度多くの女性が持つ気遣いの感動ポイントを押さえておくだけでもオッケー。具体的に特に注意するべきポイントは3つあります。

◆①「常に温度を気にする」

 女性は、ヒロインとして扱われるとその男性に男らしさを感じます。常に「寒くない?」と聞きましょう。

 冬ならわかると思いますが、夏も冷房のある室内の時には「寒くない?」と聞き、少し寒そうならすぐに上着を貸すか、お店の方にブランケットをもらいましょう。なので、デート服は貸せる上着のある服がマスト。

◆②「常に足元を気にする」

 デートなら多くの女性がハイヒールおしゃれしてくるはず。その際には、「少し歩くけど足痛くない? 大丈夫?」と気にかける必要があります。

 たとえスニーカーでも、「疲れてない?」と歩く時には気にかけてあげましょう。

◆③「常に段差を気にする」

 エスカレーターやちょっとした段差、タクシーから降りるときなどには手を差し伸べましょう。

 エスカレーターなら登りは自分があと下は自分が先。下に落ちることなんかないとは思いますが、そんな気遣いが嬉しかったりします。

 タクシーに乗るときは奥に女性を乗せ、降りるときには手を差し伸べて。1~2段の段差も「段差あるよ!」とエスコートしてあげましょう。

◆今までとは比べ物にならないほど女性からの好感

 この3つは誰にやっても喜ばれる気遣いポイントです。タカシさんにこの気遣いを意識することをアドバイスしました。

 きっと初めは慣れないエスコートにギクシャクしたかもしれませんが、確実に今までとは比べ物にならないほど女性からの好感を持たれるようになっています。

 少しずつ女性とお会いすることも楽しくなったようで、今は「デートプランを考えるのが楽しい」と素敵な方と関係性を育んでます。

 女性は誰しもが誰かのヒロインになりたいものです。男性もぜひ誰かの素敵なヒーローになるという心づもりで女性と接してみてくださいね

【山本早織】
1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「1年以内に結婚する成婚必勝マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Twitterアカウント:@yamamotosaori_

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