子供の無邪気な行動には、時々大人が困惑させられることがある。イギリスに住むある女性もまた、幼い息子が一生懸命作った手作りパンに赤面することとなった。息子はキノコの形をしたパンを作ったが、大人の目にはどう見ても別のものにしか見えなかったようだ。英タブロイド系ニュースメディア『The Mirror』などが伝えている。

このほど、英ノーフォーク州ノリッジに住む、5歳になるパーカー・ソーントン君(Parker Thornton)が作った手作りパンが話題となっている。パーカー君はある日、パン屋を経営する祖父のロン・アップトンさん(Ron Upton、71)と一緒にパンを焼いていた。

パーカー君の母親のニコールさん(Nicole、33)によると、夫のライアンさん(Ryan)とロンさんは店のパンをいつも夜に焼いて、余った生地があるとパーカー君がその生地を使ってパンを焼くそうだ。この日もパーカー君はロンさんと一緒にパン作りを楽しんでいたが、今回作ったパンはニコールさんたちに衝撃を与えた。

パーカー君はパン生地をキノコの形に仕上げ、ロンさんにオーブンで焼いてもらった。ところが焼き上がったパンをオーブンから取り出してみて、ニコールさんは思わず赤面してしまった。パーカー君が作ったパンは彼女の目には、キノコというより男性器にしか見えなかったようだ。

この後ニコールさんは、その場にいたライアンさんと大笑いしてしまったという。そんな両親を見てパーカー君は少し困惑している様子だった。ニコールさんは当時についてこのように語っている。

「パーカーはオーブンに入れる前に私にパンを見せてくれたんですけど、その時私はじっくり見ずにそのままおじいちゃんにオーブンに入れてもらったのです。そして焼き上がった後、パーカーったら『ほら見て、キノコのパンを作ったんだよ』っていうもんだから、私は大笑いしてしまいました。だってそれは男性器みたいだったんですもの。」

「パーカーが、『なんで笑ってるの?』とずっと聞いてくる間、私は母親と親友にビデオ電話でパンを見せたんです。彼は私たちがなぜ笑っているのか理解できない様子でした。パーカーは怒ってはいないものの、『なんでみんな笑ってるの? これはキノコなんだから笑わないで! これはとってもナイスなキノコなんだから!』と言ってました。」

家族に笑いを巻き起こしたパーカー君の手作りパンは、翌日彼自身がトマトスープと一緒に食べ、パンを口にしたパーカー君は「キノコの味がする」と主張していた。そんなパーカー君はいつも学校から帰ってくるとロンさんやライアンさんと一緒に毎回違う形のパンを作っている。そして将来の彼の夢はパン職人になって家業を継ぐことだそうだ。

画像は『The Mirror 2023年3月28日付「Mum red-faced as son’s baking creation comes out oven in cheeky shape」(Image: Kennedy News and Media)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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