日刊SPA!で反響の大きかった2022年の記事からジャンル別にトップ10を発表。今回は集計の締切後に、実は大反響だった記事に注目。年間ランキングで忘れられがちな11月後半から12月31日までに公開、惜しくもトップ10入りできなかった次点はこちら!(集計期間は2022年11月後半~2023年1月。初公開日2022年11月15日 記事は取材時の状況)
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 こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。

 僕は100人以上の女性との恋愛経験があり、現在はLINE公式サービストークCARE』にて、年間約1500件のペースチャット恋愛相談を受けています。

 さて、デートの定番、ドライブデート

 しかし、男性が運転するケースが多く、運転に集中しながらも女性を満足させないといけないため、意外と高難度のデートなんです。そこで今回は自身の経験則と恋愛相談で深めた知見をもとに、ドライブデートで女性から好意的に見られる男性がよくやっている5つのポイントをご紹介します。

◆①オラオラ運転は論外、やっぱり安全運転

 当たり前ですがドライブ安全第一。事故などのトラブルを起こしてしまうと、楽しい気分が一気に台無しに。

 けれど、そんな当たり前がなかなかできない人もなかにはいるのです。例えばハンドルを握ると性格が変わってしまう人は、あまり自覚がないこともあるそうです。ほかの車を口悪く罵ったり、オラオラと煽ったりするのは論外。また、急ブレーキが多かったり前方の車との車間距離がやたら近かったりするのも、不安がる女性は少なくないでしょう。

 片手運転してかっこつけたりせず、安全かつ快適な運転を心がけてください。

◆②コンビニお菓子を買って遠足気分

 ドライブ序盤でコンビニなどに立ち寄って飲み物や軽食を購入することもあるでしょう。

 そんなときは、「小学校の遠足のノリで1人500円まででお菓子買おう(笑)」なんて提案をしてみてください。好みやセンスお菓子を選んで購入し、お互いのお菓子をプレゼンしながら食べると、車内も盛り上がることうけあい。

 小学校時代の遠足の思い出を語り合う流れに持っていくこともできるでしょうし、駄菓子コーナーを設けているコンビニも少なくないので、駄菓子思い出を語りながらのドライブも楽しそうです。

◆③自分からトイレ休憩を定期的に提案

 恥ずかしくて「トイレに行きたい」となかなか言えないという女性もいますので、自ら「トイレ行きたくなったから次のコンビニ(次のサービスエリア)で休憩していい?」など、提案するようにしましょう。

 さりげない気遣いなので、女性がその配慮に気付かないこともあるでしょうが、相手がトイレなどを我慢せずに快適に楽しめることが重要なのです。特に長距離ドライブのときは1時間に1度ぐらいの頻度で休憩を挟むのがいいかもしれません。

◆④「道まちがえたらゴメン」と先に謝罪

 カーナビの指示に従っていれば道を間違えることはないわけですが、ドライブデートは意中の女性と会話をしながらの運転となるため、ナビどおりのルートからそれてしまうこともあるかもしれません。

 そんなときにテンパって情けない姿を見せてしまうのは、安全面としても恋愛面としてもマイナス。ですが「道間違えたらゴメン(笑)」と最初に謝っておけば、万が一道を間違えてしまっても「ほら、やっぱり間違えちゃった(笑)」と自虐ネタに昇華でき、動揺を最小限に抑えられるかもしれません。

◆⑤帰り道で「眠かったら寝ていいからね」

 ドライブデートは丸一日になることが多く、帰路では疲れが出てくることも。彼女も車の心地よい振動で睡魔に襲われることもあるでしょう。

 ですから「眠かったら寝ていいからね」と大人の男のやさしさを見せてあげれば、好感度が爆上がりするかもしれません。逆に「自分ががんばって運転してるのに助手席で寝るなんて失礼だ!」などと言ってしまうと、器の小さい男という烙印を押されてしまうことも……。

 もし自分も眠ければ、サービスエリア道の駅などで仮眠をしてもいいと思いますので、助手席の女性には「寝てていいよ」と伝えて器の大きさを示してみてください。

ドライブデートは実は高難易度

 ドライブデートは映画デート遊園地デート水族館デートなどと並ぶ定番ですが、車内という二人きりの個室で長時間、女性を楽しませなくてはいけないので、実はかなり難易度が高いのです。

 しかしいくらトークスキルが高くても、彼女がこちらの運転に不安を覚えていたり、トイレをずっと我慢していたりしては、楽しめるものも楽しめなくなるというもの。ドライブデートには女性を“安心して楽しませる配慮”が必要なのです。

<文/堺屋大地>

【堺屋大地】
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『現代ビジネス』、『文春オンライン』、『smartFLASH』などにコラムを寄稿。LINE公式サービストークCARE』では、カウンセラーとして年間で約1500件の相談を受けている。Twitter@SakaiyaDaichi

※写真はイメージです