「安田川」流域を巡る旅はゆずの香りがいっぱい

 名産品でもある、ゆずの匂い香る馬路村から始まった「安田川」流域の旅。
 水の重みを動力にする「インクライン」に乗って、三宝山山頂から景色を観ながら下山します。

 下山して辿りついたのは「馬路森林鉄道」。
 少し歩くと、半世紀以上前に木材の運搬のため使われていた魚梁瀬森林鉄道蒸気機関車を、3分の2まで縮小したレプリカのディーゼル機関車が。デフォルメされたサイズの機関車に視聴者からは「かわいい」との声が相次ぎました。

 そこから少し歩くと、今度は画家の上村奈々子さんの壁画を観ることができます。
 この日は特別に上村さんご本人が足を運んでくださり、壁画を描いた経緯やポイントについて語ってもらいました。

「馬路温泉」のレストランには美味しい地鶏料理がたくさん

 車窓から見える馬路村を楽しんでいると、ほどなくして「馬路温泉」に到着。
 レストランでは、ボリュームたっぷりのゆず酢鶏丼や山菜寿司を実食。土佐地鶏のプリッとした食感や、鮮やかな色合いを楽しみました。

「ゆずの森加工場」で知る名産品の歴史

 続いて、「ごっくん馬路村」や「ゆずの村ポン酢」などを製造している「ゆずの森加工場」を見学します。
 新商品を開発する研究室や、創業時に使われていた道具などを説明を交えながら紹介してもらいました。

「うまじのパン屋」で地元の懐かしい味に再会

 すぐ近くには、焼きたてのパンと淹れたてコーヒーが飲める「うまじのパン屋」さんがあります。
 ガイドのさだきっちゃん曰く「学校の給食出ていた」というぐらい、高知では馴染み深い「ぼうしパン」や、特製のフレンチトーストを満喫しました。

思わず目を奪われる「旧魚梁瀬森林鉄道施設」を歩く

 この日の旅もいよいよ終盤へと差し掛かると、オオムカエ隧道や犬吠橋といったトンネルや橋などの施設が重要文化財に指定されている「旧魚梁瀬森林鉄道施設」に到着。
 隧道を抜けた先には、ドラマチックな大自然が広がっていました。

ゆずの風味で食欲倍増「味工房じねん」

 「味工房じねん」さんでは、「安田川」で獲れた天然の鮎の塩焼きや鮎鮨を実食。
 鮎鮨は口にした瞬間広がるゆずの風味に、スタッフも「最高です」とコメント。

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「大心劇場」で昭和にタイムスリップ?

 昭和の空気感そのまま、お次は「大心劇場」へとやって参りしました。
 昭和29年から残る看板の横を抜け、館内に入ると映写機が。映画が上映されるまでの工程を説明して頂きました。

「望海ノ菜縁」でオーシャンビューを楽しみながらお食事

 「安田川」流域を巡る旅を締めくくるため、やってきたのは「輝るぽーと安田」。
 地元の野菜や特産品などが販売されている「土佐の元気市」に立ち寄ったあとは、隣接するレストラン「望海ノ菜縁」へと移動します

 オーシャンビューも楽しめるこちらのレストラン。入店すると、「ごぼうサラダ」や「いちじく天ぷら」、「赤牛のにぎり」を堪能しました。

 さらに、「南酒造場」からは、海鮮との相性がいい「南」の無濾過純米中取りを、「土佐鶴酒造」からは、香り高くスッキリした味の純米吟醸酒「azure」などを頂き、料理と共に味わいました。