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 ペットの飼い主は責任を持って世話をするのが当然だが、それができない無責任な飼い主もいる。

 イギリスでは、犬の散歩時に犬がフンをした場合は、飼い主がそれを拾って袋に入れ、犬用の排泄箱へ入れなければならない。

 だが、犬が他人の庭でフンをしてもそれを片付けようとせず、放置し続けた飼い主に、庭の所有者はブチ切れた。そこで女性は、犬の飼い主にまとめてウンチを突っ返した。

【画像】 無責任な犬の飼い主にキレた隣人

Hilarious video shows woman gifting neighbour her dog's mess back after repeatedly poos outside home

 イギリスランカシャー州ランカスターに住むアンドレア・ホワイトサイドさん(53歳)は、たびたび自宅の前庭に犬のフンをさせたまま、片付けもしない隣人にいい加減うんざりしていた。

犬を飼うならば、フンの後片付けをするのは飼い主としての当然の責任だ。

 このように思うホワイトサイドさんは、決して間違っていない。

 だが、彼女の住む地域では、何か月も前から犬のフンに関する問題があったという。

・合わせて読みたい→放置された犬のフンをDNA解析して飼い主を特定するサービスが地域ごとに開始される(アメリカ、カナダ、イギリス)

 犬がフンをしても、それを拾って片付けない飼い主があまりにも多いのだ。

 ホワイトサイドさんは、以前にもその飼い主が何度も自宅のすぐ外で犬にフンをさせ、そのまま放置しているのを目撃していて、注意したこともあったようだ。

 その時、飼い主は一応「申し訳ない」と謝罪したが、結局その後も犬がフンをすると、片付けることはなかったそうだ。

 先日、自宅前で再びフンを見つけたホワイトサイドさんは、激しく失望するとともに、堪忍袋の緒が切れた。

 そこで、一歩進んだ行動に出ることにした。

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image credit: youtube

フンをまとめて犬の飼い主に突き返す

 ちょうど、ホワイトサイドさんの玄関前には、Ringドアベルカメラが設置されてある。

 子連れの別の隣人女性と立ち話をしていたホワイトサイドさんは、いつもの犬の飼い主が犬を連れてやってくるのを見ると、会話を中断し、おもむろに犬のフンの入った袋を飼い主に突きつけた。

はい、これ。あんたの犬のウンチだよ。あんたの犬はまた私の庭でウンチをしてたのよ。
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image credit: youtube

 いつも特定の時間に犬の飼い主が家の前を通り過ぎることを知っていたホワイトサイドさんは、フンが入った袋を飼い主に返した、

 自分の犬のフンがたくさん詰まった袋を手渡された飼い主は、一瞬戸惑うような態度を見せるが、何も言い返さずに素直に受け取り、そのまま歩いて行く様子がカメラに収められている。

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SNSで「イギリスオンリーの出来事」とシェア

 飼い犬が他人の敷地内で粗相をし、隣人から苦情を受けるという事例はどこの国でもあるだろうが、自分のようにフンをまとめて飼い主に突っ返すという復讐行為は、もしかしたらイギリスオンリーかもしれない。

 そう思ったホワイトサイドさんは、「イギリスでのみ発生します」というキャプションをつけてSNSで動画をシェアした。

 すると、多くのユーザーから「私も、同じことをする」「よくやったわ!」「レジェンドだね」と言ったホワイトサイドさんに同意する声が寄せられたという。

 イギリスでは現在、公共の場で犬のフンを放置すると最大100ポンド(約16000円)の罰金刑が科せられる。

 ほとんどの犬の飼い主は、きちんと袋を持参して犬のフンを片付け、犬用ゴミ箱に入れるが、やはり無責任な飼い主もいて、見つからなければいいとばかりに片付けない人もいる。

 フンを自宅前に放置された人のなかには、ホワイトサイドさんのようにまとめて突っ返す人もいれば、白いチョークでフンの周りを円形に囲み、「飼い主さん、片付けお願いします!!」と描く人もいる。

 ちなみに、スペインでは犬のフンを放置した飼い主には罰金が科せられることから、旅行中の女性が帰宅して、郵送された高額な罰金刑に驚かされたということだ。

References:Woman hands bag of dog mess to neighbour who let pooch do its business in her garden/ written by Scarlet / edited by parumo

 
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自宅の庭にいつもフンをする近所の犬に耐えきれず、フンを袋詰めにして飼い主に手渡した女性