(C)Getty Images

 現地3月30日(日本時間31日)、メジャーリーグの2023年シーズンが開幕した。ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平は、開幕戦に「3番・投手兼DH」で先発出場。アスレチックス打線を相手に、6回無失点、被安打2、10奪三振の快投を披露し、打者としても1安打を記録。“リアル二刀流”の活躍を見せた。

【動画】「オオタニも思わず絶句した」と米メディアも興奮したノールックキャッチの映像

 この試合では大谷翔平の好投に応える、味方のスーパープレーが飛び出す場面もあった。5回一死の場面で、相手打者のピーターソンが大谷の速球を捉えると、打球はライトの後方へ飛んだ。エンゼルスのライトを守るハンター・レンフローは一瞬目測を誤ったように見えたが、自身の後ろに落ちそうな打球を“ノールック”でキャッチ。大谷はこのプレーを見て、思わずバンザイをし、その後には頭を抱え、味方の“ノールックキャッチ”に驚いた様子を見せた。

 大谷を救ったレンフローのスーパープレーには現地メディアも続々と反応。米メディア『Barstool Sports』のジャレッド・カラビス記者は「ノールックキャッチだ!すげーな」と反応すると、MLB公式サイトのサラ・ラングス記者は、自身のTwitterで「素晴らしいキャッチ!オオタニ、レンフロー、ピーターソンが見せたリアクションが大好き。とても良い」とツイートした。

 また、米メディア『Bleacher Report』の公式Twitterは、スーパープレーが生まれた瞬間の大谷翔平の反応に注目し、「ワーオ!ショウヘイ・オオタニも思わず絶句した」とコメントした。さらに、“ピッチング・ニンジャ”の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は自身のTwitterで、「ハンター・レンフローのノールックキャッチ。ショウヘイを感動させた時点で、何かを成し遂げたことになる」とツイートし、レンフローを称えた。

 現地メディアも驚嘆する“ノールックキャッチ”で、ピンチを切り抜けた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

「オオタニも思わず絶句した」大谷翔平を救った“ノールックキャッチ”に米メディアが興奮!