男性として生まれたものの、女性として暮らしているトランスジェンダーの女性が、空港を利用した際に男性器にパンチをくらったとSNSで主張。「まだ玉がひどく痛むの」と書き込み、大騒動に発展している。
女性の主張や空港側の反応について、『Daily Mail』『New York Post』など海外メディアが伝えた。
■空港を利用した女性
海外で暮らす人物は、男性器は今もあるというが、トランスジェンダーの女性として暮らしている。その女性が、アメリカの空港を利用した際に経験したことを次々とSNSに投稿し、物議を醸した。
その日、女性の保安検査は女性職員が担当。しかしその際に男性器があることに気づいた職員は驚き、「ペニスがついている」と大声をあげて、女性の股間を拳で殴ったというのだ。
女性は「やめてください」と懇願したが、それでも大恥をかかされたと主張している。
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■トイレに行き号泣
周囲に多くの空港利用者がいたこともあってショックを受けた女性は、トイレに直行。だがそこにも職員がついて行き、同僚と一緒になって女性について話し始めた。
トイレの個室で聞いていた女性は、涙を流す自分の顔を自撮りしてSNSにアップ。「1時間もずっと泣いているの」「玉がまだひどく痛むわ」などと書き込んだが、セルフィーはその後に削除したようだ。
■空港側のコメント
女性は「私を傷つけた職員を解雇してほしいわけじゃない」「でもきちんと教育してほしいし、運輸保安庁は廃止してほしい」とも書き込んだ。
これを知った空港側はSNSを更新し、「お客様がこのような経験をされたことについて、お詫び申し上げます」とコメント。またこの件について、現在調査中であることも明かしている。
■世間の声は厳しい?
女性に同情する人がいる一方で、「女の格好をした客に男性器があったため、女性職員も驚いたのではないか」「気の毒に思う」というコメントも少なくない。
また「運輸保安庁の廃止を望むなんて、この人はどれだけ自己中心的なんだ」「真っ赤な嘘だと思う。この状況で傷ついた人が『玉が痛い』だなんてSNSに書くだろうか」「事実であれば、その職員の身柄を確保すべき」という声もあがっている。
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