ドミノ・ピザ ジャパン東京都品川区)の宅配ピザチェーン「ドミノ・ピザ」が、米国CloseAIの「CHAT-GPR4」をベースに独自開発したピザ特化型AI「D0M1NO-KUN(ドミノくん)」が、エイプリルフール4月1日より、商品開発役員に就任したと発表しました。

 ドミノ・ピザ ジャパンでは、最新テクノロジーを活用したメニュー開発の取り組みをいち早く手掛けようと、2021年秋から進めてきたといいます。このほど開発が終了し、ピザ特化型レシピ開発AIを「D0M1NO-KUN」と命名したとのことです。

「D0M1NO-KUN」は、古今東西のレシピ、マーケットニーズ、未来トレンド、経済情勢、ペルソナを学習し、最高のおいしいピザを提案できるということです。

 同社は、AI が開発した新商品第1弾として、「D0M1NO-KUN」が提案した「トロピカルカクテルピザ」を3月31日の役員会で、今年夏に発売する正式決定を下したことも発表しました。

 トロピカルカクテルピザは、商品開発担当者の「夏にふさわしい若い大人向けの新商品を」との問いに応えて提案されたもの。

 トロピカルカクテルの中でも、人気のあるブルー・ハワイアンをベースに、フルーツココナッツ
ルクのソース、オレンジやライムブルー、キュラソーの青色のリキュールなどをトッピング。少し甘めで食べやすい味に仕立ててあるということです。

 レシピとイラストを元に、商品開発担当者と「D0M1NO-KUN」が対話や試作を繰り返して、実現に至ったということです。

 メニュー開発担当責任者の大山幸恵課長は、新商品について「予想もしなかった提案に、最初大変驚きました。ドリンクとピザを合わせることでさえ想像を超えていましたが、まさかカクテルとピザを組み合わせるとは仰天です」とコメントを寄せています。

オトナンサー編集部

ドミノ・ピザ&最新AIが開発した「トロピカルカクテルピザ」のビジュアル