「艦これ同人誌事件」について進展がみられ、原告のゲーム開発会社・C2プレパラート(「C2機関」)側の勝訴が確定したことが明らかとなった。
【高画質画像は元記事をチェック】本件は2020年に行われた『艦これ』オンリー同人誌即売イベント「神戸かわさき造船これくしょん7」にて発生した、一連の事件を指す。具体的には『艦これ』に登場するキャラクター「艦娘」を誹謗中傷するかのような同人誌作品を「Thanks表記にC2機関」を付した上で同イベント内で頒布、なおかつ頒布者は代表者を模したフェイスマスクを着用して活動していたというもの。
この一連の騒動を受け「C2機関」の株式会社C2プレパラートは本件を告訴する旨を後日公表。2023年1月26日に東京地裁にて民事訴訟(令和3(ワ)11118)裁判が行われ、本件についてC2プレパラート側の「勝訴」が確定したことが発表された。
Twitterで誹謗中傷行為を繰り返し、最終的に一般的な同人活動の枠を大きく外れた人物に対して、先日東京地方裁判所において判決が出て「勝訴」しました。本件被告は控訴せず、同判決は確定、判決の440万+同利息分+訴訟費用の計475万円強の当方への支払い完了も確認しました。
引き続き……(続きます)— C2機関 (@C2_STAFF) March 31, 2023
同社発表によるとすでに「判決の440万+同利息分+訴訟費用の計475万円強の当方への支払いが完了した」とのことで、弁護士と協議し同様の行為を行っている人物に対しては、法的措置を含む訴訟が進められていることも明かした。また、野外イベントで紛失した備品が無事に戻り、レンタル会社から謝罪と協力を受けた旨が報告された。
【裁判凡例結果】艦これ同人誌事件:東京地裁令和5年1月26日判決
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