この度、株式会社Kids Public (東京都千代田区 代表:橋本直也)は東京都日野市(市長:大坪冬彦)と協定を結び、同社が運営する『産婦人科オンライン』及び『小児科オンライン』を、2023年4月1日より日野市の市民向けサービスとして提供開始しました。
『産婦人科・小児科オンライン』による健康相談は、東京都事業「多摩イノベーションエコシステム促進事業」(多摩イノベーションエコシステム実行委員会主催、有限責任監査法人トーマツが委託を受けて実施)において、リーディングプロジェクトに選定され、2022年8月から2023年3月まで実証実験を行っておりました。日野市の妊産婦、子育て世帯にオンライン健康相談サービスを無償提供する実証実験での有意義な結果を経て、この度の本導入となります。

■『産婦人科オンライン』『小児科オンライン』導入の背景
コロナ禍による対面ネットワークの希薄化、核家族化傾向、インターネット上での情報氾濫等、子育てを取り囲む環境は厳しいものとなり、東京都内での虐待報告数も過去最悪のレベル*1となるという現状があります。こうした妊娠、出産、子育ての孤立予防に産婦人科医、小児科医、助産師は重要な役割を持っています。多摩地域は人口約423万人と非常に多い一方、人口当たりの医師数は全国平均以下であり、特に産婦人科医、小児科医領域で不足が顕著です*2。
この多摩地域特性に対する打開策の提案として、2022年8月から2023年3月まで『産婦人科・小児科オンライン』による健康相談の導入実証実験が行われました。オンラインで産婦人科医・小児科医・助産師に健康相談ができる『産婦人科・小児科オンライン』を市民に提供し、妊娠、出産、子育ての不安軽減に貢献できるかの検証を経て、この度、日野市に本導入いただくことになりました。

*1, 東京都児童相談所, 事業概要2020年(令和2年)版, *2, 東京都,東京都地域医療再生計画(多摩地域),平成22年1月


■株式会社Kids Public代表 小児科医 橋本直也 コメント
日野市様におかれましては、昨年8月からの実証実験にご参加いただき、その成果を元に本導入を決定いただきました。市民の方からの後押しもあり、実証から実装にステップを進められたこと、とても嬉しく思います。今の妊産婦、子育て世代は、日々インターネットで情報収集をしています。情報を簡単に得られることは良い一方、どれが自分や自分の子どもに合った情報かわからずに不安を強めてしまうこともあります。そんな中、私たちを頼っていただけたらと思います。
「専門家をより身近に」をコンセプトに、専門知識とともに全力で皆様の妊娠、出産、子育てをサポートいたします。実証から実装にステップを進めていただいたこと、日野市の皆様へ心より感謝申し上げます。本導入後もしっかりと貢献できるよう、全力で運営いたします。



■お問い合わせ先
株式会社Kids Public 広報室
(担当:春山)
https://kids-public.co.jp/

■所在地:東京都千代田区神田小川町1-8-14 神田新宮嶋ビル4階
■TEL:03-6206-8803
■E-Mail:marketing@kids-public.co.jp
■設立日:2015年12月28日
■代表者:代表取締役 橋本 直也(小児科医)
■事業内容:「子育てにおいて誰も孤立しない社会の実現」を理念とし、インターネットを通じて子どもの健康や子育てに寄り添う。
■提供サービス:
 ・遠隔健康医療相談サービス
  - 小児科オンライン https://syounika.jp/
  - 産婦人科オンライン https://obstetrics.jp/
 ・医療メディア
  - 小児科オンラインジャーナル https://journal.syounika.jp/
  - 産婦人科オンラインジャーナル https://journal.obstetrics.jp/
 ・問題解決bot
  - くすりぼ:妊娠中~授乳中における薬の情報検索チャットボット

配信元企業:株式会社Kids Public

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