キリンホールディングス(東京都中野区)が「体調管理に関する調査」を実施。その結果を公表しました。

「食事」「運動」「睡眠」が不十分

 調査は2月10日から同月14日にかけて、全国の30代から60代の男女1000人を対象にネット上で実施。

 同社によると、今回の調査では、食事療法を専門とし、「免疫対策」にも精通するイシハラクリニック(東京都江東区)の石原新菜医師が、気圧の変化や気温の寒暖差などによる自律神経の乱れのほか、環境の変化が理由で生じる「体がだるい」「頭が痛い」「眠れない」といった症状を“なんとなく不調”と定義しています。

 まず、3~4月に“なんとなく不調”だと感じるかどうかを尋ねたところ、44.8%が「“なんとなく不調”を感じている」と回答しました。さらに「“なんとなく不調”を感じている」と回答した人のうち、74.1%が「他の時期と比べて健康管理が難しい」、67.0%が「仕事の環境の変化でストレスを感じる」、53.8%が「環境の変化や忙しさで良質な睡眠を取れない機会が増える」とそれぞれ回答しました。

 また、「“なんとなく不調”を感じている」と回答した人に「栄養バランスの取れた食事」「運動」「良質な睡眠」のいずれかが継続的に行えているかどうかを聞いたところ、90.2%が「継続的に行えていない」と回答しました。
 
 継続できていない項目については、「良質な睡眠」(76.4%)が最も多く、 「運動」(67.3%)、「栄養バランスの取れた食事」(56.4%)と続きました。「“なんとなく不調”を感じている」と回答した人の多くが、「食事」「運動」「睡眠」のいずれかに継続の課題を抱えていることが明らかになりました。

 では、健康管理を続けるのは難しいのでしょうか。65.9%の人が「継続は難しい」と回答した一方、「もっと手軽に健康管理ができるなら続けたいと思うか」については、67.5%が「手軽にできるなら続けたい」と回答しています。

 このほか、免疫ケア(免疫力の維持・向上のための行動)を実践してみたいと思うかについては、49.2%が「実践してみたい」と回答しており、健康管理の改善に前向きであるのが分かります。

 調査結果を受け、石原医師は、「“なんとなく不調”によって引き起こされる、体がだるい、頭が痛い、眠れないなどの状態は、『免疫バランス』の崩れと関係があります。『免疫バランス』が崩れると、風邪をひきやすくなったり、アレルギー症状が出やすくなったりする傾向にあります」とコメントしています。

 その上で「“なんとなく不調”の対策法としては、普段の食事に食物繊維やオリゴ糖などを加えたり、栄養価の高い食事を行ったりすることが大切です。運動は、睡眠の質も改善されるほかストレス発散にも効果的なため、1日にウォーキング20~30分、スクワット30回程度の運動を取り入れましょう」「睡眠も可能な限り6時間以上取ることを推奨しています」などとアドバイスしています。

オトナンサー編集部

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