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 カピバラは南米原産なので、ブラジルのいたるところで野生のカピバラを見ることができる。ある男性は、カピバラが多数生息している公園をジョギングするのが日課で、彼らの姿をを見て癒されていた。

 ある雨の日のこと、男性が傘をさしてやってきたところ、1匹のカピバラが近づいてきて、彼の傘の中に入ってきた。

 これをきっかけに男性とカピバラは交流を持つように、男性が「カピ」と名付けたカピバラは、男性の姿を見ると近づいてくる。撫でさせてもくれる。

 ある日のこと、カピは小さなかわいい我が子をつれて男性のもとへやってきた。彼に紹介してくれたのだ。

【画像】 1本の傘から始まったカピバラとの交流

Capybara Found a Human Friend And Introduces Him to the Whole Family

 ブラジル南部、パラナ州クリチバ市には、川や湖が広がる自然豊かなナウティコ公園がある。ここには多くの野生生物がいて、カピバラも多数暮らしている。

 ルチアーノ モチンスキーさんは、この公園の周りをジョギングするのが日課だが、カピバラたちを見るのも楽しみの1つだ。

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 ある雨の日、ルチアーノさんは傘をさして公園にいるカピバラたちを見ていた。すると1匹のカピバラが近づいてきて、ルチアーノさんの傘の中に入ってきたのだ。

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 これがきっかけとなったのか、次の日、このメスのカピバラは、ルチアーノさんがやってくるとそばに近づいてきた。

 こうして「カピ」と名付けたカピバラと交流をもつようになったルチアーノさん。カピは、彼に心を許し、スキンシップを楽しむことができるようになった。

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 ルチアーノさんが公園を訪れるたびに顔を見せに来てくれるカピ。体をなでると気持ちよさそうにしている。

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カピがかわいい我が子を見せに来てくれた

 そんな日々が続いたある日のこと、ルチアーノさんがいつものように公園を訪れると、カピの近くに小さなカピバラがいることを発見。

 カピが生んだ子供たちだ。カピはルチアーノさんに、かわいい我が子を紹介してくれたのだ。

[もっと知りたい!→]カピバラ、撫でられてうっとり、くずおれる

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 カピバラは野生であっても人間に警戒心をもっていない個体が多いが、ほとんどの場合は無関心だ。

 だがカピはルチアーノさんに特別な感情を抱いたようで、1本の傘から始まった両者の友情は、多くの人の注目を集めている。

 ルチアーノさんが撮影した公園のカピバラたちの様子はInstagramのアカウントで見ることができる。

written by parumo

 
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1本の傘からはじまったカピバラと男性の友情。毎日交流するようになり、子供を見せに来てくれた