ACミランアカデミー愛知を運営する一般財団法人 地球子ども村(代表理事:松浦恵子)は、スクール生向けコンテンツとしてイタリアツアーを定期開催しています。今春通算20回目となる節目のツアー開催を控えています。この先は「第2フェーズ」として、未来に向けてさらなるバージョンアップを目指します。

私たちは、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは一般財団法人 地球子ども村(ACミランアカデミー愛知)の夢です。

ACミランアカデミー愛知は、2011年の開校以来のキーコンテンツとして、スクール生向けのイタリアでの海外遠征(以下、イタリアツアー)を開催してきました。

対象は主に10~12歳の子どもたち。これまで19回開催し、延べ200名以上が参加してきました。節目となる20回目のツアー出発を間近に控えています。

イタリアツアーの舞台となるのは、イタリア北部・ミラノとトレントACミランのホームタウンであるミラノでは、毎年冬から秋にかけてACミラン完全バックアップによるトレーニングキャンプ(希望者が全員参加) トレントでは毎年春に開催される国際大会への出場(メンバーを選抜) を主たる目的としています。

思春期を前にした少年・少女たちが、およそ10日間ほど家族の元を離れ異国の地で過ごすことで得られてきたものは、シンプルに言うならば「パーソナリティの成長」 です。

サッカーボールがない時間で得られた経験値にも重きを置いています。これまでの生活の中では見たことのなかった景色、聞こえなかった言葉、感じたことのない香りや味に触れることもひとえに「経験」。

私たちのイタリアンツアーは武者修行ではなく、あくまで【国際経験】がメインテーマ この価値追求を貫いてきたことで、参加してきた子どもたちにさまざまな変化をもたらしてきました。

昨年10月、およそ2年半ぶりにイタリアツアーを再開することができました。20092010・2011年生まれのスクール生18名がイタリア・ミラノの地を踏みました。

2019年11月最後に渡伊したグループがイタリアを離れてから過ぎ去った月日は1055日。あまりにも長い月日が流れてしまいましたが、すべてのコンテンツを消化し、全員無事に帰国することができました。

2019年と比べて大きく変わったのはコスト面。コロナ禍による水際対策が長引いたことで、国際社会との隔たりが生まれたことに加え、ロシアウクライナ情勢の悪化や世界的な物価上昇に伴い、「日本からの海外渡航」への経済的負担はコロナ禍以前の社会と比べて何倍にも大きなものになっています。

「国際舞台を経験する可能性をより広く」 という方針のもと提携旅行会社と綿密に準備を進め、可能な限りコストパフォーマンスの高い旅行代金 を提示してきました。しかしながら、現状として全額が受益者負担で成り立っているため、旅行代金の高騰は不可避・コストパフォーマンスを発揮しにくい状況が続いています。

私たちとしては「この価値を信じ、趣旨に賛同いただける子どもたちと親御さんの期待に応えたい!」 という、強い思いを抱いて、このプロジェクトを推進してきました。

海外挑戦だからと息巻いて、「ここからプロへの道が開けるぞ!」「世界をギャフンと言わせてやろう!」 なんてを大口を叩くことはありませんし、したくない。

トレントでの国際大会でも、メンバーを選抜こそしますが、ただ上手い選手だけを連れて行くなんてことはしません。

長い目で見た成長ぶりや、個々のパーソナリティなどプレー面以外の基準をとても大切にしています。

若手サッカー選手ではなく、あくまで子どもとしてイタリアの地を踏んでほしい のです。

・異国の地で同世代の友達を作ってほしい。

・ともに笑うことで、言葉の壁なんてないんだということを感じてほしい。

・多種多様な生き方を目の当たりにしてダイバーシティのあり方に触れてほしいと強く願っています。

きっとそうすることで、より明るい未来が開けると信じているから。

  • 未来に向けて「人生を紡ぐ」ために、先輩たちのチカラを

長期にわたり何かと切り離された時間を過ごした今、世界と再びつながることに価値を見出すことが求められています。経済的負担増が避けられない中で、組織としてこのミッションに向き合うために、スポンサー発掘活動と並行して、かつて教え子として向き合ってきた子どもたちと連携する仕組み を立ち上げたいと思っています。

*内部クラウドファンディングの実施

イタリアツアーで使いきれず両替もできなかった小銭の寄付

*かつてイタリアツアーを経験した先輩とのおしゃべりタイム

などなど、海外渡航へのハードルが下がる取り組みを打ち出していきます。

イタリアツアーにのみ紐づいたものではなく、

ACミランアカデミー愛知の「これまで」と「今」が人財を通してつながるような新事業を作り上げるのが私たちの【April Dream】です。

・プロアマとわずサッカー選手としての可能性を模索している

・海外の大学に進学し、アカデミック分野で世界の最前線に立っている

・学会で英語でスピーチをすることがあった

・他のスポーツに活路を見出して青春を謳歌している

・「いつか東京ドームで歌いたい」と目標を立て、誰かの心を惹きつけるアーティストとして活動している

社会に出て、多種多様な世界を生き抜く先輩たちがいるというのも、ACミランアカデミー愛知が紡いできたひとつの財産。このつながりから、誰かの人生にプラスが見出されることを願っています。

★先輩インタビューの一例はこちら

https://acmilansoccerschool-aichi.jp/2021/05/01/nextgen_01/

少年時代に経験し、長く持続する感動の波が、後輩たちに伝播して循環していくように。
この循環が、たくさんの子どもたちの明るい未来を紡ぐための原動力になることを願っています。

「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。
私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。

配信元企業:一般財団法人地球子ども村

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