タレントの小倉優子(39)が4月1日、白百合女子大学の入学式に出席したことをSNSで報告した。テレビ番組の企画で昨年2月から大学進学を目指して受験勉強を始めた小倉だったが、第一志望は不合格になってしまった。そんな小倉の決断に注目が集まっていたが、彼女は白百合女子大学で学ぶことを決意したのだ。

10代の頃に勉強を怠ったというコンプレックスを抱えていた小倉優子が、バラエティ番組『100%アピールちゃん』および『月曜の蛙、大海を知る。』(ともにTBS系)の企画で、第一志望である早稲田大学教育学部への進学を目指すこととなる。そして1年以上もの間、10歳を筆頭に3人の男の子を持つシングルマザーの彼女は、仕事と家事を両立しながら猛勉強を続けてきた。その結果、学習院女子大学、津田塾大学学習院大学成蹊大学早稲田大学の5校が不合格、白百合女子大学人間総合学部に合格した。

小倉は3月7日のインスタグラムで「私は二回離婚し、二回も子供達を振り回し、悲しい思いをさせてしまいました。教養もなく、こんな自分が嫌いで、受験を頑張ったらこんな私でも変われるんじゃないかという気持ちがありました」と大学受験を決意した理由を明かしている。さらに「大学合格がゴールではなく、ここからが本当のスタートだと思っています!」と綴り、もっと専門的なことを学びたい、資格も取りたい、大学院にも興味が湧いてきた―と将来に向けての抱負も述べていた。

その後、ネット上には小倉が白百合女子大学に進学しないのではないかという声が見受けられた。同大学のキャンパスが調布市にあり、3人の子育てをしながらタレント活動を続けるには通うのが大変なこと、何より小倉の早稲田大学へ憧れが強かったことから「来年再チャレンジするのではないか」という見方をする人が少なくなかったのである。

しかし4月1日、小倉はインスタグラムで「今日は、入学式でした」「息子の入学式ではなく、私の大学の入学式です笑」とコメントし、「白百合女子大学入学式々場」と書かれた看板と自身のスーツ姿の写真を公開した。「学べることに感謝し、頑張るぞ~」と意気込み、学生生活がスタートしたことを報告したのだ。ネット上には「本当に通うとは思ってなかった。もちろん努力されたとは思うけど、タレント、母、女子大生の三足のわらじは凄い」「まさか入学するとは思わなかった。最初は話題作りでしょ、と冷めた目でみてた。一般入試という難しいルートを選び、合格勝ち取って入学。尊敬します」「ちゃんと入学して勉強するんだね。素晴らしい」といった称賛の声が多数あがっている。

小倉とは年齢が離れているものの、お笑いタレントのエド・はるみ(58)もこの4月から筑波大学大学院(博士課程)に進学するという。彼女は2015年に慶應義塾大学大学院の修士課程に合格し、システムデザイン・マネジメント研究科でコミュニケーションについて研究、2018年3月に同修士課程を修了している。これから「学び直したい」と考えている子育て世代や彼女たちと同年代の人にも、大きな勇気を与えてくれそうだ。

画像2、3枚目は『小倉優子ゆうこりん☆ 2023年4月1日付Instagram「今日は、入学式でした」』『エド・はるみ 2023年3月24日付オフィシャルブログ「合格しました中川家さん」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび

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