
日本では、犯罪予防のため、不審者や、怪しそうな人(その基準はちょっとよくわからない)に対して、警官が呼び止め、質問することが認められている。
俗にいう職質(職務質問)というやつだが、あるカナダ人女性が東京の街を歩いていた時、警官に呼び止められ、バッグの中身を見せてほしいと言われた。
片言の日本語が話せ、ある程度の日本語が理解できるこの女性、「見られたくないものが入ってますか?」と問われ、きっぱり「はい」と返事をする。
そしてこのように回答したところ、バッグを見せることを免れ、解放されたのだ。
【画像】 東京でカナダ人女性が職質を受ける「バッグの中身を見せてください」
この動画は日本に3年ほど住んでいたカナダ人女性が「 アレクサンドリア・オッケイ(alexandriaokayy) 」さんがTikTokに投稿したものだ。
冒頭でアレクサンドリアさんは「東京の警察官は私のバッグの中身を知りたがるようです」と言いながら、その時の様子を撮影した映像へと続く。
「バッグの中身を見せてほしい」と2人の警官に呼び止められたアレクサンドリアさんは、「私のバッグを確認したいのですか?」と英語で尋ねる。
すると警官は、「見られたくないものが入っているのですか?」と尋ねる。すると彼女は「なんでですか?」と質問する。
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すると警官は、「これはパトロールの一環です。知らずに危ないものを所持している人がいるんです」と答える。
アレクサンドリアさんは「では私は危ないものを持っているような人に見えるのですか?」とさらに質問する。
すると警官は、「いえいえ、ちょっと確認させてほしいだけなのです」と答える。
バックの中に入っているものを答えると、警官は立ち去って行った
「どうしても私のバッグの中を見たい?」さらにたずねるアレクサンドリアさん。「はい、さらっとみて終わっちゃうんで」と警官。
渋っているアレクサンドリアさんに対し「何か見られたくないものは入ってますか?」と警官が尋ねたところ、彼女はきっぱりと「はい」と答えた。
「例えばそれは何ですか?」との質問に彼女は「私のパンツが入っています」と答えたのだ。

すると警官らは、「わかりました、すみません」「ご協力ありがとうございます」といって彼女を職質するのをやめたようだ。
「本当に私は危ない人じゃないです」警察が去り際に、アレクサンドリアさんはそう言って念を押した。
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実際にアレクサンドリアさんのバッグの中にはパンツが入っていたそうだ。
「日本の警察は礼儀正しくて親切だ」といった意見や、「警察が”ごめんなさい”と謝ってるとか我が国では考えられない」と「女性がパンツといっただけで許してもらえるんだ」といった意見、また逆に、「日本の警察は外国人に職質しがち。すぐにパスポートを見せろと言ってくる」、「日本の警察は外国人を警戒しがち」、「彼女は美人だから許してもらえたんだよ」などいった意見などがあがった。
果たして日本人が職質された場合、「パンツが入っているのでバッグの中は見せられません」と言ったら許してもらえただろうか?警察官によっても対応の違いはあるだろうな。

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