チェルシーを率いるグレアム・ポッター監督が、敗北の責任は自身にあると語った。4月1日イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 プレミアリーグ第29節が4月1日に行われ、チェルシーはホームでアストン・ヴィラと対戦。支配率69パーセントで、27本のシュート(枠内8本)を放ち、ゴール期待値は「2.09」を記録したものの、得点を挙げることはできず。逆に5本(枠内2本)の被シュート数で2失点を喫し、0-2で敗れ、今季10敗目を喫した。

 プレミアリーグ28試合終了時点で10敗を喫したのは1997-98シーズン以来、クラブ史上4度目の出来事となったチェルシーは、リーグ戦4試合ぶりの黒星で順位は11位に後退した。この結果、再び進退問題が浮上したポッター監督は試合後、「負けた後はいつでもがっかりする」と語りながら、試合を振り返った。

「言うまでもなく、前に進んでいないという気持ちは常にある。パフォーマンスを分析して、うまくやれたことと、改善しなければいけないことを見ていかなければならない。守備面ではオープンになりすぎたが、試合のスタッツを見れば我々にチャンスがあったこともわかる。一対一の場面もあったしね」

「でも、ボールをネットに入れるという一番大事なことにおいては我々は2番目だった。誰かを責めるのが好きではないし、責任は私にある。我々はチームであり、団結しなければならない。勝っても負けても一緒だ」

 なお、次戦は4日に第8節延期分で8位リヴァプールをホームに迎えるチェルシー。ポッター監督は「回復して、次の試合に備えなければならない。反応を見せなければならないのは明らかだ。でも、楽しみにしている」と挽回を誓った。

チェルシーを率いるポッター監督 [写真]=Getty Images