アーセナルのブラジル代表FWカブリエウ・ジェズスが離脱していた期間を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

マンチェスター・シティからアーセナルに今シーズン加入したジェズス。エースとしての期待がかかる中、プレミアリーグで14試合に出場し5ゴール6アシストを記録していた。

カタールワールドカップ(W杯)にブラジル代表として出場。しかし、グループステージのカメルーン代表戦で負傷。ヒザの手術を受けることとなった。

エースを欠いたアーセナルだが、リーグ戦では首位をキープ。2月に3試合勝利から遠ざかり、一度は首位の座を暫定的に渡したが、その後は勝利を重ねると、3月に入りジェズスは復帰。1日のリーズ・ユナイテッド戦ではPKで復帰後初ゴールを決めると、その後に2点目を記録。4-1の勝利に貢献した。

ジェズスはクラブのインタビューでリーズ戦を振り返り、ファンのサポートに感謝した。

「再びプレーし、再びスタートした。観客の雰囲気を感じられたことはとても良かった。サポーターは一丸となって僕たちをサポートしてくれている」

「最後まで応援してくれてありがとうと言いたい。ストライカーがゴールを決めていないというのを見るのは、簡単ではないと思う。でも、彼らはいつもサポートしてくれる」

また、PKで復帰ゴールを決めたことについても言及。練習をしていたと語り、チームの勝利にゴールで貢献できたことを喜んだ。

「得点したいし、(PKは)練習している。昨日は選手たちと一緒に練習していたし、自信があって蹴たいと思っていた。それがPKを受ける最良の方法だ」

「最も重要なことは常に勝ち点3。どのように手にするのかは問題ではないけど、常に3ポイントが最も重要だ。ゴールを決めたいし、ゴールでチームを助けたい。シーズンの大きな部分を逃したけど、今はプレーすることでチームを助けたい」

およそ4カ月の時を経て復活したジェズス。優勝を争うチームに戻り、しっかりと貢献。残り試合への思いとともに。離脱期間について言及。チャレンジが好きだとし、どのように復帰できるかを考えていたと語った。

「僕は挑戦することが大好きだ。もちろん、ケガをしたり、手術が必要になったりすると簡単なことではない。でも、神が僕にこの挑戦を与えてくれるのであれば、僕が生き残り、より強くなって戻ってこられるということだ」

リハビリの最初の日を覚えている。懸命にに努力し、どうやって復帰するかを考えていた。一生懸命働かなければ、軟弱になって戻ることになる」

「もちろん、どんな選手も90分間フルでプレーしたいと思っているし、僕はもっとプレーできる準備ができていると思っている。ただ、審判から退場と言われたときは、プレーしたいので少し残念だった」

「もちろん、監督や他の選手も尊敬している。だから、60分だったけど、とても楽しめたんだ」

日本代表DF冨安健洋をはじめ、ケガ人も出ているアーセナルだが、残り試合で優勝を目指す上で、大きな戦力が戻ってきたようだ。

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