株式会社文化放送キャリアパートナーズ(本社:東京都港区、社長:平田眞人) 就職情報研究所は、2024年卒業予定の学生を対象とした「2024入社希望者対象 就職活動[前半] 就職ブランドランキング調査 」の結果を発表しました。本調査は、過去10年以上にわたり就職活動を行う学生に対して、年に3回「企業の就職ブランド」について調査しているものです。3年生・院1年生の4月~9月(夏インターン時期)を「早期」、10月~3月中旬(秋冬インターン・採用広報解禁時期)を「前半」、3月中旬~6月(説明会・選考期)を「後半」と位置づけております。
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TOPICS
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【1】伊藤忠商事が4年連続総合TOP、商社人気牽引
【2】オンライン化が定着し早期化が加速、内定率も大幅増
【3】航空回復傾向、食品は最多の30社ランクイン
【4】IT系業界にも注目集まる、AI・DXなどのトレンドも後押し

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2024年入社希望者対象 就職活動[前半] 就職ブランドランキング調査
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◆総合順位TOP20◆
1位 伊藤忠商事
2位 日本生命保険
3位 大和証券グループ
4位 東京海上日動火災保険
5位 三菱商事
6位 博報堂博報堂DYメディアパートナーズ
7位 大日本印刷
8位 丸紅
9位 損害保険ジャパン
10位 SMBC日興証券
11位 第一生命保険
12位 みずほフィナンシャルグループ
13位 三井住友信託銀行
14位 ソニーミュージックグループ
15位 Sky
16位 ジェイアール東日本企画
17位 明治グループ(明治・Meiji Seika ファルマ
18位 バンダイ
19位 三井物産
20位 富士フイルムグループ
総合TOP20以外の順位(総合300位)については、添付のPDFでご覧いただけます。

総合順位
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【1】伊藤忠商事が4年連続総合TOP、商社人気牽引
伊藤忠商事が、21年卒前半から4年連続で総合TOPとなりました。男子・女子・文系でも同じく4年連続でTOPとなり、確固たる人気を誇っています。五大商社も上位にランクイン(男子では全てTOP10入り)し、専門商社もそこに続く形となり、商社全体に注目が集まっていると言えます。最近、「”ゆるい職場”ゆえの退職」というニュースがあったように、「職場の成長環境」にもスポットが当てられています。商社は多岐にわたる業界との取引もあり、幅広い知識やスキルを身につけることができるイメージがあるという点も、好意的に受け取られる要素の一つになっていると言えます。

【2】オンライン化が定着し早期化が加速、内定率も大幅増
withコロナ就活としてオンライン対応を余儀なくされた22年卒&23年卒を経て、24年卒の就活ではオンライン化が完全に定着しました。企業・学生共に、落ち着いてオンライン/オフラインを使い分け、早期から接触を図っています。昨年同様、オンライン化が進むことで学生側の「意図しない厳選化(選択肢の減少)」が起こりつつ、企業側の人材獲得競争が過熱した結果、今までにないスピードで早期化が進んでいます。
このことは、3月上旬時点での「エントリー社数」等の数値に非常によく表れており、「内定率」に至っては10pt近くの伸びとなりました。
「既に就活を終了した」という項目も、23卒の5.0%から24卒では9.0%とほぼ2倍となり、情報収集から意思決定までが非常に早い時期に進んでいることが分かります。早期(年内)に接触した業界・企業で選考を進める傾向が強く、その点で金融業界など積極的にインターンシップ・プレ広報を行う業界の注目度が高くなっていると言えるでしょう。

▼卒年別数値(3月上旬時点)
平均エントリー社数 / 内定率
24卒 14.1社 / 36.1%
23卒 14.6社 / 26.9%
22卒 16.2社 / 23.9%
21卒 13.9社 / 14.9% ※
20卒 20.1社 / 8.1%
19卒 18.4社 / 4.9%
18卒 32.4社 / 7.7%
※21卒は、年明け以降コロナ禍で採用活動変則的

【3】航空回復傾向、食品は最多の30社ランクイン
コロナ禍による業績悪化は就職人気にも影響を与えていました。航空系をはじめとして、観光系の業界は軒並み注目度を下げ、中には新卒採用計画自体にも影響が出る例もありました。その中で、24年卒前半調査では、過去人気を誇った全日本空輸日本航空がTOP100に返り咲き、ホテルや旅行も復調の兆しを見せています。また、食品メーカーは、コロナの巣ごもり需要と業務用食品需要の減少という両面で影響を受けましたが、原燃料高に苦しむ現在でも就活生の人気は高く、TOP300の中で業界最多の30社がランクインする結果となりました。CM・プロモーションなどでも、最も身近なサービスであり、就職先としても認識しやすいことが背景にあると言えるでしょう。

【4】IT系業界にも注目集まる、AI・DXなどのトレンドも後押し
ChatGPTに代表される"AI"や、ここ数年でビジネスでもバズワード化している"DX"など、IT系の領域では業界にとどまらないトレンドが生まれています。その流れを受けてか、もともとここ数年で、就活生からの人気が上がりつつあったIT系の業界・企業に注目が集まっています。
DXに関しては特に就活生の関心は高く、支援する立場としてのIT業界の他にコンサル・シンクタンク系の業界、各業界内での「DX推進企業」にも注目が集まっています。業種別ランキングは追ってリリース予定です。

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◆男子順位TOP10◆
1位 伊藤忠商事
2位 日本生命保険
3位 三菱商事
4位 丸紅
5位 大和証券グループ
6位 住友商事
7位 東京海上日動火災保険
8位 三井物産
9位 大日本印刷
10位 ソニー
男子順位


◆女子順位TOP10◆
1位 伊藤忠商事
2位 東京海上日動火災保険
3位 大和証券グループ
4位 日本生命保険
5位 博報堂博報堂DYメディアパートナーズ
6位 損害保険ジャパン
7位 大日本印刷
8位 明治グループ(明治・Meiji Seika ファルマ
9位 SMBC日興証券
10位 講談社
女子順位


◆文系順位TOP10◆
1位 伊藤忠商事
2位 東京海上日動火災保険
3位 日本生命保険
4位 大和証券グループ
5位 博報堂博報堂DYメディアパートナーズ
6位 損害保険ジャパン
7位 丸紅
8位 みずほフィナンシャルグループ(みずほフィナンシャルグループ/みずほ銀行みずほ証券/みずほ信託銀行みずほリサーチ&テクノロジーズ)
9位 大日本印刷
10位 三菱商事
文系順位


◆理系順位TOP10◆
1位 ソニー
2位 富士フイルムグループ
3位 伊藤忠商事
4位 パナソニック グループ
5位 NTTデータ
6位 住友化学
7位 花王
8位 グーグル
9位 日立製作所
10位 住友林業
理系順位

その他詳細については、添付のPDFをご覧ください。
https://prtimes.jp/a/?f=d90419-20230331-581f83bab6356d8b3d4fe8c3a822fba4.pdf
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■調査概要
調査名 :2024年入社希望者対象 就職活動[前半] 就職ブランド調査
調査対象 :2024年春入社希望の「ブンナビ」会員 (現大学4年生、現大学院2年生)
調査期間 :開始:2022/10/1 ~ 終了:2023/3/15
調査方法 :文化放送キャリアパートナーズ運営の就職サイト「ブンナビ」上でのWebアンケート
文化放送キャリアパートナーズ主催の就職イベント会場での紙・アプリアンケート
文化放送キャリアパートナーズ就職雑誌&デジタルブック内QRコードアンケート
*投票者1名が最大5票を有し、志望企業を1位から5位まで選択する形式
有効回答数 :24,362 (うち男子13050・女子11312/文系18560・理系5802)
└総得票数 :66,966票

■本件に関するお問い合わせ先
企業名:株式会社文化放送キャリアパートナーズ
担当者:高野
Email:sjk@careerpartners.co.jp
URL:https://www.careerpartners.co.jp/laboratory/

配信元企業:株式会社文化放送キャリアパートナーズ

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