横浜F・マリノスは3日、チケット転売者の処分について発表した。

 横浜FMでは2021年9月にチケット転売者に対して、会員の強制退会処分、および当該チケットを購入した人のスタジアムへの入場お断りの処分を行なっていた。しかし、それらとは別の悪質な転売行為者2名に対し、同時期に顧問弁護士とも協議した上、警察へ被害を申告し、厳正な刑事処罰を求めていたという。

 そして、今回、すべての刑事手続きが終了し、2名それぞれに対して、30万円の罰金刑が科せられたことを明らかにした。チケット転売者を処分したことを受け、横浜FMはクラブ公式サイトで以下のように声明を発表している。

「弊クラブのホームゲームチケットは、『特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律(「チケット不正転売禁止法」)』の要項を満たした『特定興行入場券』として販売を行っております」

「改めてのお願いとなりますが、販売価格に関わらず、公式リセールサービス以外での第3者へのチケット転売行為は禁止となります。チケット購入後にご来場いただけなくなった際には、公式リセールサービスをご利用ください。また、チケットのご購入は正規販売ルートをご利用いただき、転売サイトでのご購入は絶対におやめください。横浜F・マリノスでは、今後も悪質な事案に対して、然るべき対応を行ってまいります」

「転売行為はやらない、買わない。皆さまのご理解、ご協力のほど、よろしくお願いいたします」