食のプロを育成する教育機関、学校法人辻料理学館(大阪市、理事長:辻芳樹)は、2024年4月、新たに東京都小金井市に「辻調理師専門学校 東京」を開校するために、広報活動を開始しましたのでお知らせいたします。現在は東京都調理師養成施設および製菓衛生師養成施設として設置認可申請中です。1期生として、調理師本科(1年制)40名、調理応用技術マネジメント学科(2年制)160名、製菓衛生師本科(1年制)40名、製菓応用技術マネジメント学科(2年制)120名、合計360名の学生を募集予定です。
 学校法人辻料理学館は、1960年大阪に開校した「辻調理師学校」にはじまり、厚生労働大臣指定の専修学校「辻調理師専門学校」と「辻製菓専門学校」を運営してきました。また独自のカリキュラムを提供するグループ校と合わせて、これまで14万人以上の卒業生を輩出し、その多くが日本や世界各国の飲食業界で活躍しています。これまでの伝統と教育ノウハウを継承し、創立65年目の節目にあたる2024年4月に、新たに「辻調理師専門学校 東京」の開校を目指します。開校の地に選んだ東京都小金井市は、古くから続く都市農業の振興地域であり、本校が目指す学びを実践していくにあたり、最適なエリアであると考えています。また、隣接する国立大学法人東京学芸大学とも2022年に連携協定を締結し、「食と環境」をテーマに教育研究を深化させ、両校が培ってきた「知」を集結させて次代を見据えた学びを提供します。

<校舎イメージ> 現在新校舎建設中。2023年7月竣工予定
  • 辻調グループの再編成について
 辻調グループは、創設者 辻静雄の<建学の精神><ビジョン>を共有し、教育の実践的研究を目的に形成されたコンソーシアムの総称です。辻調グループはこれまで様々に体制を変えながら、学校法人辻料理学館「辻調理師専門学校」「辻製菓専門学校」の2校と、独自のカリキュラムを提供する教育機関「エコール 辻 大阪」「エコール 辻 東京」「辻調グループフランス校」の3校で構成し、大阪、東京、フランスに学校を展開してきました。変化が加速するこれからの時代において、開校以来、大切に育ててきた「辻調」ブランドのさらなる強化と、一貫した教育理念のもと競争力をもってクオリティの高い教育を提供するために、2024年4月より、学校法人辻料理学館「辻調理師専門学校」「辻調理師専門学校 東京」の2校と、両校の上級校にあたる「辻調グループフランス校」の3校に辻調グループを再編成いたします。辻調グループは、これからも次代の「食」の世界で活躍できる人材の育成に注力してまいります。

■代表 辻芳樹のコメント
 私たち辻調グループは、60年余にわたって国内外に多くの調理師、製菓衛生師を輩出してきました。それは「料理に究極はない」という考えのもと、確かな技術力と、食を探求し続ける姿勢をもって教育に尽力してきたからと自負しています。昨今、持続可能な社会をつくるという世界的な取り組みが活発化するなか、調理や製菓の分野でも環境への配慮が強く求められ、我々の教育にも新しい変化が必要だと感じています。料理人はただ美味しい一皿を作るだけでなく、社会的責任をも担わなければならない。それを実現するには高度な技術と料理理論の理解が根底にあってこそだと考えています。これまで培ってきた教育ノウハウを継承しながら、教育コンテンツの高度化を目指して辻調グループを再編成し、都市農業の振興地域である東京都小金井市に新たに学校を設立します。隣接する東京学芸大学とは昨年より連携協定を締結し、「食と環境」をテーマに教育研究をスタートさせ、地域と連携して食と農の循環共生モデルづくりや食を通じた社会貢献の実現を目指します。飲食業界、そして食文化の発展に寄与できる人材育成のため、教育を一段と進化、発展させたいと考えています。
辻調グループ公式ホームページhttps://www.tsuji.ac.jp (多言語サイトhttps://www.tsuji.ac.jp/en/

配信元企業:辻調理師専門学校

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