ガーシー・東谷義和

昨年7月の参院選で、NHK党(当時)から比例区に立候補して当選したガーシーこと東谷義和氏。現在は、暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)などの容疑で容疑者となっているが、その動向が注目を集めている。


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■議員から容疑者へ

選挙期間中も以前から居住していたドバイで活動し、当選後も一度も国会の登院しなかったガーシー氏。そのため、2月21日には参院懲罰委員会で「公開議場における陳謝」の処分が決定していた。

しかし、3月8日に陳謝することになっていた参院本会議を欠席。そのため、さらなる重い処分として、15日の本会議で「除名」が決定。国会議員の身分を失うこととなった。

国会議員は、会期中については逮捕されない不逮捕特権が認められているが、ガーシー氏は除名された翌日の16日に警視庁が逮捕状を請求。常習的脅迫などの容疑で国際指名手配されている。


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■今月中には旅券が失効

こうした状況に対して、SNS配信で「一生帰国しない覚悟」などと発言しているガーシー氏。しかし、外務省からは旅券返納命令が出されており、今月13日までに返納されない場合はパスポートが失効し、不法滞在扱いとなる。

逮捕を恐れてか国会出席のためにも帰国しなかったガーシー氏だが、今後はどうなるのだろうか。世間はどのように予測しているのだろう。


■7割が「逮捕される」

Sirabee編集部は、3月27〜28日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に調査したところ、ガーシー氏が「このまま逃げおおせると思う」と答えた人は全体の14.0%。「帰国して自ら出頭する」との回答が12.3%。

最も多かった答えは「強制送還されて逮捕される」で73.7%に及んでいる。

ガーシー


■男性は逃亡に期待も?

ちなみに、男女別ではなぜか男性のほうが「逃げおおせる」と考える人が多いようで、17.4%と女性より7ポイント近く多い。悪漢が活躍するピカレスクロマンのような展開を期待している人もいるのだろうか。

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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ 調査期間:2023年3月27日3月28日
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)

ガーシー氏の今後はどうなると思う? 7割を超えた答えは…