GMOインターネットグループ(グループ代表 熊谷 正寿)は、2023年4月3日(月)にGMOインターネットグループ第2本社が入る渋谷フクラス16階のコミュニケーションスペース「GMO Yours フクラス」にて、4年ぶりに脱マスクによる「2023年度入社式」を開催しました。


 今年は、新卒年収710万円を2年間約束する「~No.1&STEAM人財採用~新卒年収710万円プログラム」(※1)と、地域限定職で新卒給与No.1となる「~No.1&STEAM人財採用~地域No.1採用」が初めて適用された新卒パートナー(従業員)、そして「GMOインターネットグループ(陸上部)」へ新メンバーをはじめとする、グループ9法人の全58名の新卒パートナーにご入社いただきました。
(※1) STEAM人財:Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)に、美術・文学・哲学・歴史などのリベラルアーツ(教養)を包括したArtsを加えた造語で、これからの世代を支えるイノベーション人財を指します。
(参考URL)「給与No.1プロジェクト」https://www.gmo.jp/news/article/7512/
  • 【新卒パートナーへの歓迎のことば】
GMOインターネットグループ株式会社 代表取締役グループ代表 熊谷正寿
 皆さん、ご入社ありがとうございます。
 まず、今私は皆さんに“ありがとう”と申し上げました。世の中には520万件の事業所があり、その中に270万社の法人があります。さらにその内側に4,000社の上場企業があります。GMOインターネットグループはその中の10社です。そこをお選びいただいたのは大変な確率です。本当に心から皆さんにお越しいただけたことを感謝しています。

■言葉を大切にしている企業グループ
 普通の会社は、入社式に“おめでとう”という言葉を使います。先ほど司会の方も、“ご入社いただきありがとう”と言ってくださいましたけれど、私たちは言葉にすごく意識を払っている企業グループで、言葉遣いにこだわりを持っています。
 例えば、GMOインターネットグループでは「従業員」のことを「パートナー」と呼んでいます。そして、「子会社」のことは「グループ会社」と呼んでいます。同じく「買収」「M&A」こういう言葉も使いません。我々は「仲間づくり」と呼んでいます。上から目線の言葉では心がひとつにならないからです。言葉遣いをすごく大事にしているのがGMOインターネットグループということを、最初に理解してください。


今の気持ちはわくわく”。テンションは1ミリも下がっていない!
 そして、今の私の気持ちは“わくわく”です。
それはなぜかというと、1つは初めての「新卒年収710万円プログラム」、そして「地域No.1採用」でご入社いただいた皆さんにお目にかかれたからです。今年の(新卒のパートナーの)人数は例年と比べて3分の1ぐらいです。我々の方針に理解をいただき、高い能力、やる気を持っている方々にご入社いただきました。皆さんが、私たちの跡取りとしてこれからGMOインターネットグループをけん引していっていただきたいと思います。

 そしてもう1つ。GMOインターネットグループはインターネット事業を開始して28年目になります。この28年間、GMOインターネットグループでやってきたことを一言で言うと、「インターネットの情報を増やしてきた」ということです。Webサイトの90%以上は私達の何らかのサービスを使っていただいていて、半分以上は我々のデータセンターから発信されています。あらゆる場面でGMOインターネットグループがかかわっているのです。それが、私たちが今まで28年やってきた仕事です。
 また、今年はAI元年です。我々がAIとリアルに向き合えるようになったのは去年の12月ころで、テレビでも新聞でも雑誌でもWebでも「ChatGPT」という言葉を聞くようになりました。AIが何をしているのかというと、インターネットの中をディープラーニングし、わかりやすく整理して、テキストで返してくれている。ディープラーニングしているデータは、私たちが28年間増やしてきたデータを、AIがわかりやすくして、多くの方々に返しているわけです。私たちが一生懸命頑張ってきたことを、AIが整理して、より一層人々の生活を改善するためにアウトプットしてくれている。今までやってきたことが正しかったと思って、本当にわくわくしています。

 皆さんにお目にかかれたこと、そして、AI元年になっていることに、私は本当にドキドキわくわくしています。28年前にこのグループを創業したときと、まったく同じ気持ちです。テンションは1ミリも下がってない!やる気満々です。
 今がIT革命の時代だということは皆さんも肌でご理解されていると思います。IT革命は5つ目の産業革命で、産業革命は過去4回起こっています。その4回の産業革命は平均で55年のサイクルを繰り返してきました。おそらく、今回のIT革命も55年続くだろうというのが私の考えです。だとすると、28年目は折り返し地点で、これから急激に変化や発展をし、そして急激に社会の人々を良くする方向に動き出す。そのきっかけがAIではないかと私は思っています。

■グループ代表として思っている3つの大事なこと
1. 一番大事なことはGMOイズム
 私は研修というものをしたことがありません。インターネット革命黎明期は、この渋谷周辺にIT企業が1,000社単位でありました。その中で生き残ってこられた会社はごくわずか。しかし、私たちがいま生き残っていられるのはなぜか。それはGMOイズム(※2)を全員で指針として行動できたからです。ぜひ、このGMOイズムが何よりも大事だということをご理解ください。
 これができたら、皆さんはIT企業の中の戦士として、まさに向かうところ敵なしです。どこに行っても多くのお客様の笑顔を作る戦士になれます。
(※2)GMOインターネットグループのヴィジョンや経営マインド、組織運営のノウハウや心構えなどをまとめたもの。 スピリットベンチャー宣言(URL:https://www.gmo.jp/brand/sv/

2. 足下で大事なことはRPAとAIの活用力
 今後は、学歴だけではなく技術活用力が求められる社会に変容していきます。RPAというのはソフトウェアロボットです。そして、最もメジャーなAIは「ChatGPT」です。「ChatGPT」は研修に組み込みますのでぜひ皆さんも活用してください。何を入れたら何が返ってくるか、という使い方、使いこなしが重要です。プログラミングも「ChatGPT」でできてしまいます。
 私はいまでは、ウェブ検索の半分は「ChatGPT」を使っています。(最新のウェアラブルデバイスとAIをかけ合わせたら)記憶中心の学習や、知識だけで商売している人はオワコンになる。映画で見たあの世界がもうすぐそこにきています。そのために、皆さんは何をしなくてはいけないのか、というお話をします。

3. 本質的に大切なことは「EQ」
 RPA・AIがウェアラブル(脳波デバイスやコンタクトレンズ)になったときに、本質的に大事なのは「人間だからできること」「人間じゃなければできないこと」です。それは「EQ」です。「EQ」は心の知能指数です。もっとわかりやすく言うと、人の気持ちを感じとることです。
 仕事は、お客様や周りの仲間たちに喜んでもらうためにあると思います。相手に喜んでいただけるかどうかというのは、「EQ」が高くないとわからない。No.1のサービスを作って、No.1のサービスを提供することは一番の基本。でも、それだけではお客様に喜んでいただけない。「EQ」高く、お相手のそれぞれの心の状況を見ながら一番いいプロダクトを提供していかないといけないのです。
 私たちがなぜ言葉を大事にしているのか。それは「EQ」を大切にしているからです。グループの仲間の感情を大事にしているからこそ、言葉を大事にしているのです。

■人生最後の「許され期」に良い習慣を身に付ける
 皆さんは、これから1年間、最後の「許され期」になります。今まで皆さんは生まれてからずっと、子供だから、学生だから、そして未成年だからと様々なことを許されてきました。これから1年間、皆さんは、新入パートナーだから許される最後の「許され期」となります。でも、それで人生の「許され期」はおしまいです。来年のこの日以降は、皆さんは先輩になり、許されなくなります。だから、この最後の「許され期」に皆さんがやるべきことは、全てにおいて良い習慣を身に付けることです。人間の行動は、朝起きて歯を磨いてから、夜帰って寝るまで90%は習慣です。「EQ」を高めることも、言葉遣いもそうです。最後の「許され期」の1年間だから、皆さんは良い習慣を身に付けてください。
 一番最たる例は、目を見る習慣です。日本人は目を見る遺伝子が植えつけられていません。でも、目を見ることはコミュニケーションの基本です。目を見ずに相手の気持ちはわかりません。EQを高めたかったら目をみること。でも目を見るのは、意識的にしないと絶対無理です。人間の行動は9割が習慣だから、良い習慣をこの1年間の最後の「許され期」に身に付けようと強く意識してください。それが「EQ」を高めるいちばんのベースになります。

 RPA・ AI全盛の時代です。目先はそれを使いこなすことがとても大事ですが、最後に残るのは「人間だからできること」です。それはまさにコミュニケーション力だったり、相手の気持ちを理解する「EQ」だったり、そのようなところが人の差別化の唯一の武器になります。

 私が大事だと思うことを、みなさんにお伝えさせていただいて、入社の歓迎のあいさつに代えさせていただきます。

 本日は、ご入社いただきまして、本当にありがとうございます。
■「脱マスク」による入社式
GMOインターネットグループは、コミュニケーション活性化を促すため、2023年2月6日にいち早く「新型コロナウイルス感染対策の完全撤廃」を宣言しマスクの着用任意化などに取り組み、2023年は4年ぶりの個人の判断による脱マスクでの入社式となりました。

■初の「新卒年収710万円プログラム」・「地域No.1採用」対象者の入社式
今年は、既存の枠組みに捉われない自由な発想で新しい事業やサービスを生み出すなど、従来の新卒パートナーよりもパフォーマンスを発揮できる優秀な人財に対して年収710万円(2年間)を約束する「No.1&STEAM人財採用~新卒年収710万円プログラム~」と、地域限定職で新卒給与No.1とする「~No.1&STEAM人財採用~地域No.1採用」を適用した新卒パートナーが初めて入社いたしました。
なお、GMOインターネットグループでは、リモートワークの推進や業務効率化で生産性の向上を図った結果、そこから生まれた利益率が一定ラインを超えた分を原資としてパートナーに還元する「未来家賃削減&RPA・AI・ロボット導入の結果としての給与No.1プロジェクト」(※3)を推進しています。そのプロジェクトを加速させる一環として、新卒世代で最高のポテンシャルを秘めた人財に集まってもらうべく本プログラムを立ち上げました。
(※3)利益成長と生産性向上の相乗効果でグループ連結営業利益率の向上を実現し、利益率が一定ラインを超えた分を原資としてパートナーに給与として還元する取り組み。

GMOインターネットグル-プ(陸上部)に新メンバーが入社
さらに、GMOインターネットグループ(陸上部)(URL:https://athletes.gmo.jp/)に、青山学院大学出身の岸本大紀選手と創価大学出身の嶋津雄大選手が入社しました。
GMOインターネットグループは、多くの方の笑顔・感動を創造するべく、様々な文化・スポーツの活動支援・協賛を行っています。2016年4月に創設した実業団陸上部では、2020年以降毎年「ニューイヤー駅伝」へ出場し、プロランナーである大迫傑選手がPlaying Directorとして参画するなど、優勝を実現させるべく総力を挙げて取り組んでいます。今年、新たな仲間を迎え、更なる高みを目指します。

 GMOインターネットグループは、ドメインからセキュリティ、決済までビジネスの基盤となるサービスをご提供するインターネットインフラ事業を主軸に、インターネット広告・メディア事業、インターネット金融事業、暗号資産事業を展開する総合インターネットグループです。お客様に喜ばれるサービスを迅速かつ低価格で提供するために、サービスは機器の選定から設置、構築、開発、運用までを内製化することを基本方針としています。そのため、グループ110社に在籍する7,300名超のパートナーのうち、ITのモノづくりを担う開発者(エンジニア・クリエイター)が49.6%を占めており、今後その比率を60%まで高めてまいります。
(※)数字は2022年12月末時点

以上
●開催日時:2023年4月3日(月)12時00分~13時15分
●開催場所:GMOインターネットグループ第2本社(渋谷フクラス16階)
●2022年度新卒パートナー:58名(GMOインターネットグループ合計)
入社式 式次第

GMOインターネットグループ株式会社】(URL:https://www.gmo.jp/
会社名  GMOインターネットグループ株式会社 (プライム 証券コード:9449)
所在地  東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者  代表取締役グループ代表 熊谷 正寿
事業内容 ■インターネットインフラ事業
■インターネット広告・メディア事業
■インターネット金融事業
暗号資産事業
資本金  50億円

Copyright (C) 2023 GMO Internet Group, Inc. All Rights Reserved.

配信元企業:GMOインターネットグループ

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ