株式会社Japan Search Fund Accelerator(代表取締役社長:嶋津紀子)が野村リサーチ・アンド・アドバイザリー株式会社(代表取締役社長:茂木豊)と設立したジャパン・サーチファンド・プラットフォーム投資事業有限責任組合(以下「JSFP」)は、事業承継を目指す企業の経営者候補(以下「サーチャー」)として、片岸秀明氏および山田重樹氏と関連契約を締結しました。

片岸氏は、総合商社の自動車・IT関連部門において、新興国の投資先で自ら新規事業を立ち上げ、短期間での収益化を達成、同投資先の成長の礎を築く等、国内外での複数の事業開発を実現、また、法人営業、デジタルマーケティング、中小規模の組織マネジメント等で様々な優れた実績を有しております。

片岸氏は、「新興国でのビジネスの経験を通して、事業の成長こそが、今の日本に求められていることであり、全てのステークホルダーに笑顔と活力を与えることだと実感しております。オーナー様や従業員様の事業に対する思いを大切にしながら、自身と組織メンバーの経験・知見を融合させる事で新たな施策を見い出し、組織メンバーと共に事業を成長させる喜びを共有したい」と述べています。

山田氏は、食・リテール・金融・IT業界を中心に、様々な国のプロフェッショナルとクロスボーダー案件を手掛け、ターンアラウンド、既存事業の拡大、新規事業の立ち上げ等、企業の様々なフェーズに責任者として携わるなど多くのマネジメント経験を有しています。

山田氏は、「キャリアの総決算として、経営トップの立場で、自身が培ってきた付加価値を妥協なく発揮し、組織をまとめ上げ、サーチファンドの仕組みを活用して事業承継の形で、日本の産業の底上げに貢献したい」と述べています。


JSFPは、今後もサーチャーの採用や投資対象となる中小企業の選定・投資実行を進めていきます。また、JSFPは、投資先企業の企業価値向上後に株式売却や事業会社へ持分を譲渡するなど、社会課題を解決しながら投資家にプライベート市場における収益機会を提供し、持続可能な事業承継プラットフォームとなることを目指します。

  • サーチファンドについて
サーチファンドとは、人を軸とした事業承継に特化したバイアウトファンドの一形態であるとともに、事業承継をベースとした新しいアントレプレナーシップの形(Entrepreneurship Through Acquisition)です。企業経営を目指す意欲のある経営者候補「サーチャー」と、事業承継に課題を抱え、適切な承継先を探す中小企業を繋ぐビジネスモデルであり、米国で発祥し、近年日本においても新たな事業承継の手段の一つとして注目されています。
  • JSFPについて
JSFP(ジャパン・サーチファンド・プラットフォーム投資事業有限責任組合)は、2021年12月に株式会社Japan Search Fund Acceleratorと野村リサーチ・アンド・アドバイザリー株式会社により設立された投資事業有限責任組合です。サーチファンドの仕組みを活かし、高齢化等により事業承継に課題を抱える国内の中小企業について、サーチャーが経営者となる第三者承継の実現を目指します。


  • 株式会社Japan Search Fund Acceleratorについて
2018年5月に日本初のサーチファンドアクセラレーターとして設立され、サーチファンドへの投資、サーチャーおよびサーチファンドの支援、サーチファンドの周知、コンサルティング業務などの事業を展開しています。
http://japan-sfa.com/
  • 野村リサーチ・アンド・アドバイザリー株式会社について
野村リサーチ・アンド・アドバイザリー株式会社は、日本の未来を見据え、投資事業組合の組成・運用を通じて、円滑な事業継承や事業の拡大をめざす未公開企業への投資や企業価値向上の支援を行っています。
https://www.nomuraholdings.com/jp/company/group/nr-a/






配信元企業:株式会社Japan Search Fund Accelerator

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