フランクフルトは4日、DFBポカール準々決勝でウニオン・ベルリンをホームに迎え、2-0で快勝した。フランクフルトのDF長谷部誠はフル出場、MF鎌田大地は67分からプレーしている。

ラウンド16で鎌田のゴールなどでダルムシュタットを4-2と下したフランクフルトは、長谷部が[3-4-3]のリベロで先発。鎌田はベンチスタートとなった。

ラウンド16でヴォルフスブルクを下したウニオンに対し、フランクフルトは5分、コロ・ムアニのミドルシュートでGKを強襲。その後も押し込む展開で推移すると11分に先制した。長谷部のフィードをゲッツェダイレクトヒールで巧みに落とし、これを受けたボックス内のコロ・ムアニがGKとの一対一を制した。

さらに2分後、ショートカウンターに転じた流れからゲッツェの浮き球スルーパスで右サイドを抜け出したコロ・ムアニが飛び出してきたGKを外すループシュートを流し込んで加点した。

2点をリード後もフランクフルトは攻め手を緩めず20分にはボレがネットを揺らしたが、VARの末にわずかにオフサイド。さらに28分にもボレに決定機が訪れたがシュートはバーに直撃してしまう。

ハーフタイムにかけても主導権を握ったフランクフルトが2-0で前半を終えた。

迎えた後半、3選手を変更してきたウニオンに対し、引き続きボールを握ったフランクフルトが主導権を渡さない。

そんな中67分に鎌田を2シャドーの一角に投入。終盤にかけてもウニオンの反撃を許さず時間を進め、2-0のまま快勝。ベスト4進出を決めている。

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