コッパ・イタリア準決勝1stレグ、ユベントスvsインテルが4日に行われ、1-1で引き分けた。

準々決勝でラツィオを下したユベントスは、守護神のシュチェスニーを除いてベストメンバーを起用。ヴラホビッチディ・マリアが2トップを形成した。

一方、準々決勝でアタランタを下したインテルは、こちらも守護神のオナナを除いてほぼベストメンバーを起用。ラウタロとジェコが2トップを形成した。

開始4分、ショートカウンターに転じた流れからディ・マリアが決定的なシュートを浴びせたユベントスが自陣に引きながら試合を進めていく。

ボールを持たされたインテルは攻めあぐねる状況が続いたが、33分に好機。分厚い攻めを見せた流れからジェコのポストプレーを起点にボックス中央のブロゾビッチがシュート。だが、GKペリンの守備範囲だった。

ひやりとしたユベントスは37分、ヴラホビッチのヘディングシュートで牽制するもゴールレスのままハーフタイムに入った。

迎えた後半、開始2分にヴラホビッチダイビングヘッドでゴールに迫ったユベントスは前半に引き続きリスクを避けて慎重に試合を進めていく。

そんな中インテルは64分、敵陣でパスカットした流れからムヒタリアンがボックス内から際どいシュートを浴びせた。

その後、ユベントスはキエーザを、インテルルカクを投入してゴールを目指す。後半終盤にかけても膠着状態が続いたが、83分に試合が動いた。

ラビオの左クロスがファーサイドに流れ、ボックス右で拾ったクアドラードがシュートを蹴り込んだ。少ないチャンスをモノにしたユベントスが先制し、このままお得意のウノゼロで先勝かと思われたが、ラストプレーの追加タイム3分にインテルにPK。

ボックス内でブレーメルにハンドがあった。このPKをルカクが決めインテルが同点としてタイムアップに。直後、ユベントスサポーターを挑発したルカクが一発退場に。

試合終了後にはクアドラードとハンダノビッチがやり合って両者も退場となる後味の悪い準決勝第1戦となった。

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