新監督を探しているパリ・サンジェルマン(PSG)だが、物事は簡単には進まないようだ。

2022-23シーズンも佳境に入りつつある中、バイエルンではユリアン・ナーゲルスマン監督が電撃解任されると、トッテナムもクラブ批判を行ったアントニオ・コンテ監督を解任。さらに、2日にはチェルシーグレアム・ポッター監督、レスター・シティのブレンダン・ロジャーズ監督が解任された。

PSGは、1月以降の試合では13試合を戦い7勝1分け5敗という成績。直近では、スタッド・レンヌ、リヨンと連敗を喫している。

クリストフ・ガルティエ監督への風当たりが強くなる中、フランス『RMC Sport』によるとPSGは既に新たな監督を探しているとのこと。シーズン終了前の解任の可能性もあるが、今後の2試合で結果が出なければあり得るとされている。

遅くとも、シーズン終了後には解任されているとみられている中、後任候補の筆頭はジネディーヌ・ジダン氏とされているが、これまでも話がうまく進んでいなかったという事実がある。

ジダン氏はフランス代表監督に就任することを望んでいたが、カタールワールドカップ(W杯)後にディディエ・デシャン監督が続投。そのため、夢は2026年以降に延期となってしまった。

ただ、PSGの監督就任に関心が完全にあるというわけではないため、招へいできるかは不明とのことだ。その場合は、ローマジョゼ・モウリーニョ監督やバイエルンの監督を解任されたユリアン・ナーゲルスマン氏、スペイン代表監督を退任したルイス・エンリケ氏などが浮上している。

いずれにしても残りシーズン次第ではあるが、ガルティエ監督が来季も指揮することはなさそうだ。

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