5日、JリーグYBCルヴァンカップ・グループステージ第3節が各地で行われた。
Aグループでは2連勝で首位を走る横浜F・マリノスが北海道コンサドーレ札幌と対戦。6分に札幌のFW中島大嘉が先制ゴールを挙げるも、横浜FMはその4分後にMFマルコス・ジュニオールのゴールで同点とする。そして26分には相手のオウンゴールを誘い逆転に成功すると、その後スコアは動かず2－1で終了。逆転勝利を収めた横浜FMが3連勝を飾った。Aグループのもう一試合はジュビロ磐田とサガン鳥栖の対戦。前半にリードを奪った鳥栖は、81分に磐田DF小川大貴にゴールを許し同点に追いつかれる。それでも86分、途中出場のFW樺山諒乃介のゴールで勝ち越し、アウェイの鳥栖が1－2で勝利を手にした。なお、磐田は3連敗を喫している。
Bグループでは、川崎フロンターレがホームに浦和レッズを迎えた。互いに今シーズンの大会初勝利を目指したものの、ゴールが生まれずスコアレスドロー。勝ち点1を分け合う結果となった。清水エスパルスと対戦した湘南ベルマーレは、前半にFW鈴木章斗とMF山田直輝がゴールを決め2点のリードを奪う。迎えた後半は山田が2得点目を決め、守備陣もクリーンシートを達成。3－0で勝利した湘南がBグループの首位に躍り出た。
Cグループは、ヴィッセル神戸のホームに乗り込んだサンフレッチェ広島の攻撃陣が爆発。前半にDF佐々木翔が先制ゴールをあげると、後半にFW満田誠、MF川村拓夢、DF山崎大地がゴールをゲット。終わってみれば0－5と大差がつき、広島が神戸を下した。もう一試合の名古屋グランパス対横浜FCの一戦は、先にアウェイの横浜FCが2点を先取。名古屋はFW酒井宣福のPK弾で一点差としてハーフタイムを迎える。そして後半、FW永井謙佑のゴールで同点となると、90分に酒井がこの日2点目となるゴールを挙げた。劇的な逆転勝利を飾った名古屋が、3連勝を手にしている。
Dグループでは、鹿島アントラーズとアビスパ福岡が対戦。32分にMF荒木遼太郎のゴールで鹿島が先制すると、結局これが決勝点に。1－0でホームの鹿島が勝利を収めた。アルビレックス新潟と柏レイソルの一戦は、6分にMF松田詠太郎、16分にFW小見洋太がゴールを決め新潟が早々に2点を先行する。その後、柏は後半開始と同時に4選手を一気にピッチへと送り出すが、結局スコアは動かず試合終了。2－0で勝利した新潟が、Dグループの首位に立った。
Eグループは、京都サンガF.C.とセレッソ大阪が対戦。こちらもMF松田天馬とFW平賀大空のゴールで、序盤から京都が2点のリードを奪う。その後FW一美和成もゴールを決めると、後半立ち上がりにはMF谷内田哲平が4点目を挙げた。4－0で京都が勝利を収めている。FC東京をホームに迎えたガンバ大阪は、43分にMF杉山直宏が先制ゴールを決め試合を折り返す。迎えた後半は互いに一進一退の攻防でスコアが動かない時間が続くも、試合終了間際にG大阪がMF福田湧矢と杉山のゴールでリードを広げた。3－0で勝利したG大阪が、勝ち点で並んでいたC大阪を突き放した。
今節の試合結果と順位表、次節の対戦カードは以下の通り。
◆■GS第3節・試合結果▼Aグループ
横浜FM 2－1 札幌
磐田 1－2 鳥栖
▼Eグループ
京都 4－0 C大阪
G大阪 3－0 FC東京
※（）内は勝ち点／得失点差
▼Aグループ
1位 横浜FM（9／+4）
2位 札幌（4／0）
3位 鳥栖（4／−1）
4位 磐田（0／−3）
▼Bグループ
1位 湘南（5／+3）
2位 清水（4／−2）
3位 浦和（3／0）
4位 川崎F（2／−1）
▼Cグループ
1位 名古屋（9／+4）
1位 広島（6／+6）
3位 神戸（3／−6）
4位 横浜FC（0／−4）
▼Dグループ
1位 新潟（6／+2）
2位 鹿島（4／0）
2位 福岡（4／0）
4位 柏（2／−2）
▼Eグループ
1位 G大阪（7／+5）
2位 C大阪（4／−3）
3位 FC東京（3／+1）
4位 京都（3／−3）
※全試合4/19(水)に開催
▼Aグループ
19:00 札幌 vs 鳥栖
19:00 磐田 vs 横浜FM
▼Bグループ
19:00 川崎F vs 清水
19:30 浦和 vs 湘南
▼Cグループ
19:00 横浜FC vs 名古屋
19:00 広島 vs 神戸
▼Dグループ
19:00 柏 vs 新潟
19:00 福岡 vs 鹿島
▼Eグループ
19:00 FC東京 vs G大阪
19:00 C大阪 vs 京都
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