シャルケは5日、ドイツ人FWシモン・テローデ(35)の今シーズン限りでの退団を発表した。

今シーズン限りでシャルケとの契約が終了するテローデは、シーズン閉幕まで2カ月を切ったこのタイミングで、退団の意向を表明した。

「この数週間、メディアでは自分の将来について様々な憶測が飛び交っていた。このような話題は、クラブにとっても自分にとっても、この重要な数週間に必要なものではない。したがって、僕のシャルケでの時間が間違いなく夏に終了することを今発表したいと思う」

「ここでの時間はとても感動的で、永遠に忘れられない素晴らしい、そして激しい瞬間に彩られた。今、僕はチームメイトと一緒にシャルケでの最後の章を書き、最終的にはリーグに残ることで別れを告げたいと思う」

2021年7月にハンブルガーSVからフリートランスファーで加入したテローデ。2.ブンデスリーガでの経験豊富なストライカーは、昨シーズンの同リーグで30試合に出場し、30ゴール4アシストを記録。

これまで2016-17シーズンのシュツットガルト2018-19シーズンのケルンで2.ブンデスリーガ優勝に導いてきた昇格請負人は、得点王と共にシャルケを優勝に導き1年での1部復帰の立役者となった。

ただ、キャリアを通じてブンデスリーガの壁に苦しんできた192cmの大型ストライカーは、今シーズンここまで26試合3ゴールと期待された得点源として機能できず。その影響でここまでリーグワーストの21得点のチームは降格圏の17位に低迷している。

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