元SMAPでオートレーサーの森且行選手が6日、埼玉・川口オートレース場で約2年ぶりにレースに出走し、復帰戦を勝利で飾った。これを受け、ツイッターでは「森且行」「森くん復帰」といった関連ワードがトレンド入りするなど話題を呼んでいる。
■「負けてもいいから」と意気込み
森選手は2021年1月、福岡・飯塚オートレース場でのレースでフェンスに激突して落車。骨盤や腰椎を骨折する重傷を負った。その後4度の手術を受け、治療やリハビリを経て、昨年6月からは練習に参加している。
先月、自身のリハビリ期間に密着したドキュメンタリー映画『オートレーサー森且行 約束のオーバルへ』の舞台挨拶に登壇した際、復帰戦について「負けてもいいからレースに参加して、徐々に這い上がっていきたい」などと意気込みを語っていた。
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■ぶっちぎりの独走
この日の第9レースに出走した森選手は、レース前の試走でトップタイムを記録し、単勝1.2倍の1番人気に。30メートルのハンデをものともせず、2周目で先頭に立つとぶっちぎりの独走で1着となり、復帰戦を見事に勝利で飾った。
現地にも多数のファンが詰めかけ、森選手の名前を書いた横断幕が掲げられるなど、復帰戦を見守っていた。
■「森くんの努力」称える声
約2年3ヶ月ぶりの勝利に、ファンからは「涙が出る。おめでとう森くん」「復帰戦ぶっちぎり1位おめでとうございます」「仕事中だけど泣きそうだ」と喜ぶ声があがった。
また、「すごい…勝った！ すごい上がり方だった」「あの事故から2年3ヶ月でこの走り。森くんじゃなきゃできなかった！」「奇跡じゃなくて森くんの努力。でも努力が結果につながるって簡単なことじゃない。だからこそ感動した」と称賛も。
さらに、「私も頑張ろう。きっと素晴らしい未来に出会えるはず」と励まされる人も見受けられた。
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