大谷翔平

世界一に輝いた後も熱視線が注がれ続けているWBC侍ジャパンメンバーたち。4月に入り、ネットでは大谷翔平選手の食生活に注目が集まっており、「塩パスタ」なるキーワードが脚光を浴びている。

【関連動画】大谷翔平がストイックな食生活について語る貴重なメイキング映像


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■チームメイトも「おいしいとは思えない」

塩パスタ

3月31日から4月1日ごろにかけてネットで話題を呼んだのが「塩パスタ」。

スパゲティに塩、大盛りご飯に卵6個とブロッコリー山盛りという大谷飯」「大谷さんを見習って今日の昼は塩パスタ卵焼きだ!」「お昼に大谷翔平リスペクトで塩パスタ食べてみるか」というコメントが相次ぎ、それを実践するファンが続出したのだ。

きっかけになったのが、スポーツニュースサイト『NumberWeb』が3月30日に配信した記事。そこには、侍ジャパンメンバーの宇田川優希投手が、塩パスタを実践する大谷選手の“ストイックすぎる”食生活について驚愕したという貴重なエピソードが書かれており、宇田川投手に加え近藤健介選手も、「おいしいとは思えない…」とこぼしていたという。


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■「クリーンな食事」心がける大谷翔平

今や世界のスーパースターとなった大谷選手の食生活はファンも知りたいところ。そんな中、大谷選手が出演し3月に公開された「雪肌精」CMのメイキング動画に、大谷選手自身が食について語るワンシーンが収録されている。

「食欲はあるほうなんですけど、今はなるべく食べないように、クリーンな食事を心がけている。甘いものだったりそういうものは(食べない)。欲と戦ってます」と語り、「全体的なカロリーだったり、これくらい食べるというのは決めている」「僕らにとって身体が資本。食事が一番メイン」と、コンディション維持のため余計なカロリーを避けていることを明かしていた。


■大谷流パスタを作ってみる

塩パスタ

さすが世界の大谷選手。今まで数百回パスタを食べた人でも、塩だけで味わった人はきっと少ないはずだ。ということで、大谷流パスタを実際に作ってみた。

元の情報が少ないのでレシピは想像に頼った部分もあるが、きっと材料は乾燥スパゲティと塩だけで合っているだろう。調理は簡単。時間通りに麺を茹で、茹で上がりに塩をかけ混ぜる。以上5分も経たずに大谷流パスタが完成した。


■予想外の味

塩パスタ

見た目は正直美味しそうにない。トマトやミートなどソースが掛かっていないパスタはじつに貧相に映る。しかし食べてみると、パスタの小麦の香りがより一層強調されており、噛めば噛むほどじんわりと素材の旨味が口の中に広がった。これ、ウマいぞ…。

塩パスタ

大谷選手の教えを破り、味変のためオリーブオイルコショウを掛けてみたが、断然塩オンリーのほうがウマい。シンプル・イズ・ベストという言葉もあるが、ただの「やせ我慢」ではなく、しっかり美味しく、飽きのない味だったと言える。

その後調べてみると、パスタは米やパン、うどんといった主食の中でもかなりGI値が低く、「ダイエット向きの食材」と説明する識者も多くいた。気になった方は一度試してみていいかもしれない。

■大谷翔平が食生活について語る貴重なメイキング映像

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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤

大谷翔平流レシピ「塩パスタ」、侍ジャパンメンバーは否定的も食べてみると激ウマだった