叡啓大学(学長:有信 睦弘、広島市中区)は、2023年3月・4月、スタンフォード大学 SPICE、県立広島大学大学院経営管理研究科(HBMS)との3者共同で「スタンフォード大学連携科目HBMS・EUHプログラム」をオンラインで実施しました。
本プログラムは、食をテーマにSDGsに関連する社会課題の解決方法を考え、イノベーティブマインドの醸成やイノベーディブシンキングができるようになることを目的としています。

授業は全4回で、叡啓大学から8名の学生、HBMSからは8名の学生・修了生が参加しました。

第1回・第2回では、前半はゲストスピーカーの講義があり、後半は最終発表会に向けたグループワークを行いました。

最終日の4月1日(土)は、第1回から第3回での議論をまとめたグループによる発表が行われました。

各グループの提案

グループ1「World Okonomiyaki ContestでみんなおいC」-貧困問題を解決する提案

グループ2「貧困問題を解決する REDHEART OKONOMI」-理論的アプローチに基づいて企画したお好み焼きを販売する提案

グループ3「Diversity x Okonomiyaki」-LGBTQや多様性の理解を深める要素を取り入れた新しいお好み焼きの提案

グループ4「Same Table」-食文化や食習慣が異なる人たちが同じ食卓を囲む方法を提案

4グループの発表に対して、本学准教授の土本康生先生、スタンフォード大学SPICE講師の平田真希子先生、ゲストコメンテーターとしてWebrain社共同経営者の岩崎正史氏の3名がコメントし、審査を行いました。

各回の実施内容は下記の通りです。

食と世界:「地球の食の平等分配に給食・食育支援を通して取り組む」

NPO法人米国代表に学ぶ

講師:NPO法人Table for Two アメリカ支部代表 上島・カー・真弓氏

アメリカ風イノベーションマインド:先入観に囚われない自由な発想に学ぶ

講師:S-CUBED LLC CEO & Solution Curator 須藤潤氏

最終発表会に向けたグループワークを実施

最終発表会『日本人がグローバル社会で戦う為のトレーナー』の評に学ぶ

講師・審査:Webrain社共同経営者 岩崎正史氏

  • 参加者の声

●今回、HBMSの方との共同授業を受講し、世界で活躍されるゲストスピーカーの方々、さらに社会人として実務経験のある人生の先輩方、そして教授陣とお話をすることで、自分の中の世界が広がったように思います。また広島県内で育った私にとって非常になじみのある“お好み焼き”を世界に広めるというテーマに沿ってプロジェクトを考えましたが、ビジネスの視点でお好み焼きを見つめなおすことで、新しい価値観やイノベーティブマインドを習得できました。今回の4回の授業は非常に短い時間ではありましたが、自分を成長させる良い機会だったと思っています。学んだことをキャリア形成や今後の授業を受けていく中で生かしていきたいです。

●4回の授業で、チームで作業をする時間が限られていたため、プライベート時間も合わせ、いかに効率よく事業アイデアを進めるかが私たちの課題でした。「はじめまして」のメンバー4人で意見を合わせ、プライベート時間を合わせて納得いくまで作業を進めることができるのか不安でしたが、そうした課題があるからこそ、チームの団結力が生まれ楽しく作業を進めることができたと思っています。

  • 教員からのコメント

お好み焼き」をテーマに社会課題解決を試みるこの取り組みは、課題をどのように解決するか?だけでなく、叡啓大学の学生には、HBMSの学生からビジネスパーソンとしての仕事の仕方を感じとって欲しいという思いと、HBMSの学生には、叡啓大学の学生から若い人のアイディアや考え方を感じて欲しいというところにありました。最終的に4グループの発表を聴き、この当初の目標は達成できたのではないかと感じています。どのグループもチームワーク良く、それぞれの立場の持ち味を活かしながら課題解決を進めてくれました。限られた時間で考案されたこれらのアイディアはどれも荒いものの課題解決に向けて可能性を感じるもので、今後、実現に向けて動き始めてもらえればと思っています。

スタンフォード大学SPICE、HBMSと連携授業を実施しました
https://www.eikei.ac.jp/news/details_00839.html/?prt


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