ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズ最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』が5月3日(水・祝)より日本公開される。公開に先駆け、本作のサウンドトラックのトラックリストが解禁、同トラックリストの楽曲が収録されたプレイリストも公開された。

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日本時間4月4日早朝にガン監督が自身のSNSで本作のトラックリストを突如解禁。錚々たるアーティストのヒット曲や名曲の収録で大きな話題を呼んだ。過去2作では、ピーター・クイル(クリス・プラット)の亡き母が作った2つのカセットミックステープから取りだしたとされる1970年代中心のヒット曲で構成されていたが、本作では前作の最後に手に入れた携帯音楽プレイヤーZuneから選曲するという構成になっている。そのため、特定の年代に縛られずに選曲が可能になり、「選曲は非常に難しく、曲を選びながらこれが正しいサウンドトラックであるのかと、とても不安な気持ちになった」とガン監督は語っている。

過去2作とは異なり、1970年代のヒット曲アースウィンド&ファイアー「リーズンズ」から、1980年代のヒット曲ビースティ・ボーイズ「ノー・スリープ・ティル・ブルックリン」、さらに2000年代後半のヒット曲フローレンス・アンド・ザ・マシーン「ドッグ・デイズ・アー・オーヴァー」まで幅広く多彩な楽曲が収録されている。また、1曲目から暗い歌詞の内容であるレディオヘッドの代表曲「クリープ(アコースティック・ヴァージョン)」から始まるトラックリストからも、コメディ要素が多かった前作よりもダークな雰囲気であることも予想される。

さらに本作には、日本のテレビアニメ「クラシカロイド」でも使用された日本人アーティストEHAMIC(エハミック)による「小犬のカーニバル~小犬のワルツより~」の収録も明らかに。そのほか、映画の特報で使用されたスペースホッグ「イン・ザ・ミーンタイム」や本予告で使用されたレインボー「シンス・ユー・ビーンゴーン」も収録。“オーサム(最高な)ミックス”として題された本シリーズのサウンドトラックの最新作も、文字通り“オーサム”な音楽が詰まっている。

なお、本作のサウンドトラック国内盤CDの発売も決定で、詳細は後日発表予定となっている。シリーズ最大にして、最もド派手な“ラストバトル”に挑むガーディアンズの物語をこれらの音楽がどのように彩るのか、ぜひ劇場で確かめてほしい。

文/サンクレイオ翼

日本人アーティスト、EHAMICの楽曲も!『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』プレイリストが公開/[c] Marvel Studios 2023