4月12日より放送開始する人気ライトノベルを原作としたアニメ『魔術士オーフェンはぐれ旅』の第4期「聖域編」より、し烈なバトルを描いたPVが解禁された。

【動画】アニメ『魔術士オーフェンはぐれ旅 聖域編』本PV

 『魔術士オーフェン』は、1990年代ラノベ界を牽引してきた作品で、シリーズ累計1400万部(電子書籍含む)を突破しているダークファンタジー。2020年にアニメ『魔術士オーフェンはぐれ旅』が放送され、ファンの声を受けて2023年1月に第3期「アーバンラマ編」が放送され、先日最終回を迎えた。

 第1期『魔術士オーフェンはぐれ旅』~第2期『魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編』で、オーフェンの旅は、キムラック教会総本山の戦いで、オーフェンの義姉アザリーの犠牲によって終結。第3期「アーバンラマ編」では、行方知れずとなったアザリーを探すオーフェン一行が、謎の女剣士ロッテーシャとの出会いから「魔剣フリークダイヤモンド」を巡る戦い、「聖域」からの暗殺者との衝突に巻き込まれていく姿が描かれた。

 そして、いよいよ4月12日から第4期「聖域編」が放送開始。

 アーバンラマの街の戦いは、クリーオウ(CV:大久保瑠美)に大きな絶望を与えて終結した。オーフェン(CV:森久保祥太郎)一行は義姉アザリー(CV:日笠陽子)の行方を知るため、領主・アルマゲスト(CV:石田彰)の待つ「最接近領」を訪れる。最接近領は人間種族を守るため、ドラゴン種族の「聖域」に攻め入ろうとしていた。だが大陸を統治する貴族連盟の傘下の魔術士集団「十三使徒」は、双方とも危険視して滅ぼそうとする。

 そして迫り来る大陸滅亡の時。これまでオーフェンたちが遭遇した戦いは、この滅亡の危機に対する組織と人々それぞれの立場と思惑からの対立だった。一人絶望を抱え続けるクリーオウ。己の無力さと魔術士の道に迷うマジク(CV:小林裕介)。抗争はやがて大陸の命運を賭けた戦乱となってゆく。アザリーが、チャイルドマン教室の面々が、それぞれの務めを果たすため“聖域”に集い、全ての秘密が明かされる。そしてオーフェンたちの選ぶ結末とは―。

 このたび解禁された「聖域編」PVでは、ジャック(CV:安元洋貴)やプルートー(CV:日野聡)など、聖域編から新しく登場するキャラクターたちの個性あふれる魔術がさく裂するバトルシーンが存分に映し出され、今まで以上に激しい戦いになることを匂わせる。「聖域」と「最接近領」の戦いに、新勢力の「十三使徒」も加わり、大陸の存亡をかけた一大決戦に向かっていく、この三つ巴の争いの行方から目が離せない。

 映像にはまた、行方不明になっていた義姉・アザリーも登場するほか、領主・アルマゲストを慕うマジク、疑念の目を向けるクリーオウ、「ここでお別れだな」と告げるオーフェンの姿も映し出され、オーフェン一向を渦巻く人間関係にも大きな変化が生じることを予感させるPVとなっている。

 アニメ『魔術士オーフェンはぐれ旅』第4期「聖域編」は、AT‐Xにて4月12日より毎週水曜20時30分、TOKYO MXにて4月12日より毎週水曜22時WOWOWにて4月12日より毎週水曜24時、BSフジにて4月13日より毎週木曜24時30分放送。

アニメ『魔術士オーフェンはぐれ旅 聖域編』本PVカット (C)秋田禎信・草河遊也・TOブックス/魔術士オーフェンはぐれ旅製作委員会2023