ブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫プレーを巡って論争が巻き起こっている。

8日、プレミアリーグ第30節でブライトントッテナムとアウェイで対戦。共に来シーズンのヨーロッパの大会出場を目指す中、三笘も先発フル出場を果たす。

試合は10分にソン・フンミンがネットを揺らして先制。しかし17分に三笘が魅せる。

ボックス手前でボールを持ったアレクシス・マク・アリスターが絶妙な浮き球のパス。これを見事にスペースに抜け出した三笘がボックス内でトラップしてそのままボレー。ネットを揺らして同点かと思われた。

しかし、このシーンは副審がハンドの判定。VARチェックも入り、三笘の肩ではなく腕に当たっていると判定されてノーゴールとなったが、そもそも対応したクリスティアン・ロメロが間に合わないと判断してトラップ直前に三笘の背中を完全に両手で押しており、その結果でハンドになったとして、判定が問題視された。

前半は何度か良いシーンを作りながらもゴールを奪えない三笘。それでも34分にルイス・ダンクがネットを揺らして同点に追いつき、1-1で後半を迎える。

しかし、後半に入るとトッテナムがギアを上げ、三笘も簡単に得意のドリブルをさせてもらえない展開に。ブライトン自体が攻撃を組み立てられない時間が続いていく。

それでも71分、CKのシーンでGKウーゴロリスパンチング。高く上がったボールをボックス内で三笘がトラップしたところで、ピエールエミール・ホイビュアに足を完全に踏まれて倒れ込む。しかし、主審はノーファウルの判定。このシーンは明確なミスジャッジではないとしてVARが介入せず。ただ、映像では明らかに足を踏まれており、現地映像では何度もリプレイされ、ファウルではないかと暗に訴える状況となった。

結果、79分にハリー・ケインのゴールが決まり、トッテナムが2-1で勝利したが、ブライトンにとっても三笘にとっても煮え切らない試合となった。

主審の判定に泣いた部分もある三笘とブライトン。ファンは「ファウルが完全にスルーとは」、「取り消しも意味不明で、PKじゃないのも訳わからない」、「審判に壊された試合」、「微妙な判定多すぎ」、「現地でも話題になってる」、「不運だったな」、「足踏まれてPKにならない理由は?」、「審判が主役になった」と、主審の判定に多くの意見が集まっている。

またクラブの公式SNSでトッテナムも言及しており「審判に助けられた」、「審判買収?そんなの知らない」、「汚い試合だったが勝ち点3は大きい」、「盛り上がりづらい勝利だ」、「ブライトンには申し訳ないが必要な勝ち点3だった」、「勝ったはいいが亀裂が生まれる」と勝利したことを喜びながらも、納得いく試合ではなかったという意見が多く寄せられている。



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