ノーベル賞アカデミー賞ゴールデン・グローブ賞、グラミー賞、ピューリッツアー賞、大統領自由勲章をすべて受賞した唯一のアーティスト、ボブ・ディランの来日公演が4月6日(木)大阪フェスティバルホールで開幕。そして明日11日(火)より東京公演が東京ガーデンシアターで始まる。その東京公演を前に、ディランのステージへの熱い思いを寄せた、みうらじゅん浦沢直樹、渋谷陽一によるコメントが公開された。

ボブ・ディランの来日公演はこの後、11日(火)、12日(水)、14日(金)、15日(土)、16日(日)に東京ガーデンシアターにて、18日(火)、19日(水)、20日(木)に愛知県芸術劇場にて開催される。


■みうらじゅん 

初来日から45年かぁ…あなたはあの時、首にはマフラー、白の上下のスーツ姿でステージに立っておられました。以来、音楽はもちろんのこと、あなたがどんなファッションで登場されるか、それもワクワクのひとつです。前回の来日ではポーラーハット(名称は後に調べ知ったんですが)かぶっておられたじゃないですか。時代は変わっても、あなたのカッコ良さは変わりません。僕はそんなあなたに一生、ついていくつもりです。 


■浦沢直樹 

日が暮れたらステージに立つ時間だ。そんな日常を長年過ごしてきたボブ・ディラン。だから途切れた時間は永遠のように長く感じました。けれどついに、そんな日常にディランが還ってきました。あの頃よりずっと若いディランが! 

 
■渋谷陽一 

ドン・ウォズボブ・ディランをプロデュースする理由を聞かれた時「次が彼の最高傑作になるかもしれないから」と答えた。僕たちがライヴに行く時も、思いは同じだ。 
「次が彼の最高のライヴになるかもしれないから」だ。ボブ・ディランとはそういう存在なのだ。 

 

ボブ・ディラン