大谷が会心の一打!今季3号となる2ランを放った。(C)Getty Images

 現地4月9日(日本時間10日)、エンゼルス大谷翔平は本拠地で行われたブルージェイズ戦に「3番・DH」で先発出場。2打席目に相手先発で花巻東高の先輩・菊池雄星から3号本塁打を放つなど、マルチ安打の活躍を見せたが、チームは11-12で惜しくも敗れた。

【動画】「ありえない!」インコースのボール球を左中間スタンドへ!花巻東高先輩の菊池から放った大谷翔平の豪快3号2ランの映像

 3点リードの3回、一死1塁の場面で大谷に2打席目が回った。日本人対決となったが、大谷はスライダーを捉え、打球を左中間スタンドに運んだ。カウント2-1から菊池が投げたのはインコースのボール球。大谷はその球を左中間スタンドに放り込み、まさに“異次元”のホームランで、エンゼルスに2点の追加点をもたらした。

 大谷の打撃には現地メディアも驚嘆。米スポーツ専門局『FOX Sports』アナリストで“大谷マニア”で知られるベン・バーランダー氏は自身のTwitterで「これはありえない」とツイート。さらに、「ホームプレートから外れたところにあるボールを、ショウヘイ・オオタニは左中間へスタンドインさせた」とコメントし、ボール球を捉えて今季3号のホームランを放った大谷に驚いている様子だった。

 また、米データ分析会社『Codify Baseball』の公式Twitterは

「ショウヘイ・オオタニは今年、ここまでの打席で1・129OPSを記録しており(2打席目終了時)、投手として2試合に先発して1失点、18人の打者を三振させている」と成績を紹介し、「非常識だ」と投稿した。今季も開幕から二刀流として大活躍を続ける大谷に、こちらも驚嘆していた。

 この試合でマルチ安打を放った大谷は打率を・333とし、さらには4試合連続安打を記録。開幕早々、大谷のバットが火を噴いている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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