AKB48の1年ぶりの新メンバー、18期生のお披露目が9日（日）、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた。今回加入したのは秋山由奈（あきやま・ゆな）17歳、新井彩永（あらい・さえ）17歳、工藤華純（くどう・かすみ）17歳、久保姫菜乃（くぼ・ひなの）17歳、迫 由芽実（さこ・ゆめみ）17歳、成田香姫奈（なりた・こひな）19歳、八木愛月（やぎ・あづき）18歳、山口結愛（やまぐち・ゆい）14歳の8名で、平均年齢は17歳。
【画像】AKB48最年長柏木由紀と、最年少山口結愛のツーショット
「目標としているメンバーは？」、「自分は○○キャラ？」といった質問に続いて、記者が「この中でセンターになりたい人はいますか？」と尋ねると、なんと、迷うことなく全員が手を挙げた。「センターとして周りを引っ張る！」「みんなに納得してもらえるセンターになる！」、「センターでキラキラ輝きたい！」といった、やる気いっぱいのコメント。
そんなメンバーに対して新曲のセンターを務める本田仁美は「レッスンの映像をちらっと見させていただいたんですけど、レベルがものすごく高くて、ここにいる8人全員がセンターに立ってもおかしくないぐらいの可能性を秘めている。全員に期待しています」とエールを送る。
憧れのメンバーとして名前を呼ばれた本田は笑顔
先日デビュー16周年を迎えたばかりの柏木由紀は「本当に入ったばっかりとは思えないぐらい受け答えもしっかりしていて、すごいびっくりしてるんですけど、18期で唯一私を尊敬してると言ってくれた14歳のゆいちゃん（山口）。もう産めるぐらいの歳なので（笑）、頑張ってほしいなと思います」と期待を寄せた。
グループ最年少山口と最年長の柏木、年齢差は17歳
このタイミングで新メンバーが入ったことについて本田は「AKB48はレコード会社も移籍して、新しい環境でのスタート。今後、AKBの新しい姿をお見せしていくタイミングで、レベルの高い18期生が来てくれたってことで、これからもっともっとAKBに新しい風が吹くんじゃないかなって思っています」と夢をふくらませる。
さらに柏木は「AKBに入ってすぐ全員が『センターなりたいです』って言ったことを今まで見たことがなかったので、そういうすごいやる気のあるコたちがたくさん入ってくれて、嬉しいなと思いますし、AKBを引っ張っていってほしい。
AKBというグループ自体がもう17年やっていて、歴史あるグループなんですけど、グループができた時に生まれてないようなコたちが、新しいAKBを作っていってほしいなって思います。いちおう歴が長い私もいるので、今までのいいところとか、残してほしいところはみんなに伝えつつ、でも先輩に気を使わずに、自分たちがAKBを作っていくんだって気持ちで。今が一番生まれ変われるチャンスかなとも思うので、新しいAKBをみんなに作っていってほしい」と18期生たちに語りかけた。
会見後に行なわれたファン向けの配信イベントでは、オープニングアクトでAKB48の曲でトップクラスの難易度である『根も葉もRumor』を全員で披露。さらに高い歌唱力が求められる『月と水鏡』を"北海道の歌姫"がキャッチフレーズの成田が歌うなど、即戦力なパフォーマンスを見せた8名のメンバーたち。進化し続ける今のAKB48に大きな刺激を与えてくれそうだ。
なお4月11日（火）より、劇場公演の前座としてファンの前に登場。また4月29日（木）に開催される「AKB48 春コンサート2023～好きだ！と叫ぼう～」の出演も決定している。
取材・文・撮影／関根弘康 写真／©AKB48
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