岡田将生と清原果耶がダブル主演する映画『1秒先の彼』より、特報とティザービジュアルが解禁された。
テンポの違うハジメ（岡田将生）とレイカ（清原果耶）をユーモアたっぷりに描く 映画『1秒先の彼』特報
本作は、監督・山下敦弘と脚本・宮藤官九郎の初タッグによる、台湾アカデミー賞最多受賞作『1秒先の彼女』の日本版リメイク。舞台を京都に移し、男女のキャラクター設定を反転させ、何をするにも人よりワンテンポ早い彼と遅い彼女の消えた“1日”を巡るラブストーリーを描く。
郵便局の窓口で働くハジメ（岡田）は、何をするにもとにかくワンテンポ早い。いつも相手から告白されるのに、「イケメンなのになんか残念」と言われては必ずフラれてしまうのだ。
ある日、ハジメは路上ミュージシャン・桜子の真っすぐな歌声に引かれ、たちまち恋に落ちる。必死のアプローチで花火大会デートの約束を取り付けるも、目覚めるとなぜか翌日に。“花火大会デート”が消えてしまった？ 消えた“1日”の手がかりとなるのは、毎日郵便局にやってくる、留年し続けて現在大学7回生のワンテンポ遅いレイカ（清原）のようで…。
脇を固めるのは、荒川良々、羽野晶紀、加藤雅也、福室莉音、片山友希、しみけん、松本妃代、伊勢志摩、柊木陽太、加藤柚凪、朝井大智、山内圭哉ら個性豊かな俳優陣。また、先日惜しくも他界された笑福亭笑瓶さんが、ハジメが聴いているラジオ番組のDJとして、飾らない人柄そのままに本人役で出演している。
特報は、ハジメとレイカのテンポの違いを、ユーモアと可愛さたっぷりに表現したもの。何をするにも人より1秒早いハジメは、目覚まし時計のアラームよりも1秒早く起き、徒競走ではピストルが鳴る前にスタート、写真を撮ると必ず目をつむってしまう。そして反対に1秒遅いレイカは、バスの降車ボタンを押しそびれ、徒競走ではピストルが鳴ってから1秒遅くスタート、動いているものをカメラで撮るのはどうも苦手だ。そんなある日、ハジメの“大切な1日”が消えてしまい…。
果たして、失くした1日を探して見つけたものとは何か。そしてふたりに訪れた“誰も見たことのない奇跡”とは。映像では、「五重塔」や「天橋立」などの美しい風景も挟み込まれ、京都という舞台が生かされた設定やストーリーに期待が高まる特報となっている。
ティザービジュアルは、「タイミングなんていつも合わない」というコピーとともに、郵便配達のバイクに乗ったハジメと、カメラを抱えるレイカを切り取ったデザイン。ふたりの背後にそれぞれ配置された時計盤が、彼らの“時差《タイムラグ》”を感じさせるビジュアルとなっている。
映画『1秒先の彼』は、7月7日より全国公開。
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