今年で創立100周年という記念すべき年を迎えるウォルト・ディズニー・カンパニー。そんな節目となる今年、子ども達の夢が詰まった不思議な世界“ネバーランド”を舞台にした新たな物語『ピーター・パンウェンディ』が、4月28日(金)よりディズニープラスにて独占配信される。「ピーター・パン」といえばだれもが知っている名作ファンタジーの一つ。今まで映画、舞台、小説と数々の作品化がされてきたが、本作の公開前に「ピーター・パン」の作品としての魅力について改めて振り返りましょう。

【戯曲からはじまりディズニー・アニメーションは公開から70周年】
ピーター・パン」という作品が誕生したのは、1904年にスコットランドの作家ジェームス・マシュー・バリーが発表した戯曲および小説だった。大人なら誰しもが一度は経験したことがある、子供の頃のかけがえのないひと時がフラッシュバックするようなワクワク、ドキドキが詰まったファンタジー作品で、その後も数々の作品が作られ今もなお愛され続けている。中でも最も多くの人の記憶に残っているものの一つが、ディズニーアニメーション映画の『ピーター・パン』だろう。世界中の人々を魅了したこの作品は、幼いころからその物語に惹かれたというウォルト・ディズニー渾身の一作で、1953年のアメリカでの公開から今年でなんと70周年を迎えた。

そんな記念すべき2023年は、日本でも多くの大人と子どもに親しまれてきたミュージカルピーター・パン」の11代目となるピーター・パン役に山﨑玲奈が決定。さらにブロードウェイでも舞台化され、作者であるバリがとある子供たちとの交流を通じて「ピーターパン」の物語を生み出していく実話に基づくストーリーを舞台化したミュージカル「ファインディング・ネバーランド」も山崎育三郎主演で上演される。そして今回新たに実写映画として描かれる『ピーター・パンウェンディ』はこれまでに無かった新たな魅力が詰まったストーリーとなっており、2023年は「ピーター・パン」の世界を120%味わえるまさに夢のような年となりそうだ。

【今まで誰も見たことのない新たなピーター・パンの冒険がついに始まる!】
これまでピーター・パンフック船長は宿敵とされており、2人の決闘中にフック船長が腕を失ったことでピーター・パンをとても憎んでいると語られてきた。だが、本作ではピーター・パンフック船長の間に秘められた過去がより深く描かれることとなる。今まで宿敵という間柄だった2人の過去にはどんな物語が待っているだろうか――。そして、もう一つの新たな魅力はピーター・パンだけでなく、ウェンディも主人公として物語の中心に添えられているという点だ。子供と大人の間でゆれるウェンディの成長物語がどのように描かれるか期待したい。

本作のピーター・パン役には映画初主演のアレクサンダー・モロニー、同時主演となるウェンディ役のエヴァー・アンダーソンフック船長にはハリウッドの人気実力派俳優ジュード・ロウ、妖精ティンカー・ベルにはヤラ・シャヒディが選ばれ、フレッシュな新鋭からハリウッドスターまでが肩を並べる個性豊かなキャスト陣となった。監督をディズニーの名作ファンタジーの実写映画『ピートと秘密の友達』や、近年話題になっているA24製作のダークファンタジー『グリーン・ナイト』などを手掛けたデヴィッド・ロウリーが務めているのも見逃せないだろう。
様々な作品として世に送り出されてきた「ピーター・パン」は大人向けの作品として世に生み出されて、そこから徐々に子供たちの夢と希望と冒険に満ちたワクワク・ドキドキな世界を見せてくれた。そして今、『ピーター・パンウェンディ』は子供から大人まで様々な世代に観てもらいたい作品となっている。そんな『ピーター・パンウェンディ』は4月28日(金)よりディズニープラスにて独占配信される。ディズニーが贈る新たな「ピーター・パン」の物語に是非ご期待を。

(C)2023 Disney Enterprises, Inc.

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