湘南学園小学校(神奈川県藤沢市 校長:林田英一郎)は、1~6年生の全校児童が縦割り班を作り、砂浜で造形作品作りを行う「第50回交歓会」を開催します。
本校では、4月に入学式を終えた新1年生を歓迎すると共に、学年の枠を超えた異年齢集団の結びつきをつくる機会として交歓会を毎年開催してきました。新型コロナウイルスの流行により2020年は開催できませんでしたが、2021年以降は感染対策を講じながら実施し、今年は50回目を記念する回となります。

■活動の様子

 本校では、全校児童を縦割りにしたグループである「なかよし班」を編成しています。1班ごとに各学年6名程度ずつ所属し、全員で30名超のメンバーがいます。6年生の中からリーダー、5年生の中から副リーダーが選ばれ、行事に向けて準備に取り組みます。準備は、高学年を中心にどんな造形物を作るのかを話し合います。毎年テーマを子どもたちが決めており、2022年は「湘南の海に◯◯出現!」、2021年は「生きもの」でした。当日は、1年生と6年生が手を繋ぎながら、小学校を出発し海岸まで歩いていきます。海岸につくと、班ごとに制作をスタートし、協力しながら砂の造形作品作りに挑みます。

■活動の歴史

 湘南学園は2023年に90周年を迎えました。交歓会のように、縦割り班に分かれ砂浜で造形作品作りを初めて行ったのは1935年でした。5月27日の海軍記念日に全校児童が紅白に分かれて砂軍艦を作ったという記録があります。鵠沼海岸まで遠足のように全校児童ででかける行事は、戦後も行われました。現在のような交歓会になったのは1983年です。以来、600名の児童が並んで海岸まで歩いて砂浜で造形作品作りをする様子は、地元にも知られる行事となっています。

持続可能な開発のための教育(ESD)との関連

 本校は、2013年にFEE Japanからエコスクール活動が認められグリーンフラッグを取得するなど、持続可能な社会の実現に向けた教育を行ってきました。湘南の地域は、海の環境保護に対する意識が強く、学校もその影響を受けていることが背景にあります。今回の交歓会は、小学生にとって自然に親しむと共に、海の環境問題についても考えるきっかけとなります。

【湘南学園小学校】

法人名 :学校法人湘南学園

所在地 :〒251-8505神奈川県藤沢市鵠沼松が岡4-1-32

連絡先 :0466-23-6611(代)

学園長 :住田 昌治(すみた まさはる

小学校長:林田 英一郎(はやしだ えいいちろう)

湘南学園小学校の紹介(https://www.shogak.ac.jp/elementary/

本校は1933年(昭和8年)に創立され、2023年には90周年を迎える歴史と伝統ある私立学校です。幼稚園から小学校、中高一貫校まである男女共学の総合学園として、日々の教育に取り組んでいます。小学校は、全校児童がおよそ600名在籍し、1学年3クラスあります。体験的な学習を大切にするとともに、本質を学ぶ教育を実践しています。

【交歓会の様子】

配信元企業:学校法人湘南学園

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