株式会社かんき出版(本社:千代田区 代表取締役社長:齊藤龍男)は、『「科学的」に頭をよくする方法』(エリザベス・R・リッカー/著 桜田 直美/訳)https://kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761276683を2023年4月19日より全国の書店・オンライン書店等(一部除く)で発売いたします。



◆全米で話題の一冊が待望の日本上陸


★アメリカの出版賞「ノーチラスブックアワード」受賞
★ウォール・ストリート・ジャーナル「スマートな新年を迎えるための12冊」に選出
ニューヨークタイムズ ベストセラー作家マルコム・グラッドウェル等による「Next Big Idea Club」の「トップ・ブックバイト」に選出
──「本物の知能とは何かがわかり、自分史上最高に頭がよくなる」
サイエンスライター・竹内薫氏絶賛!
マサチューセッツ工科大学(MIT)で脳と認知科学の学士号、ハーバード大学で精神・脳・教育科学の大学院学位をそれぞれ取得し、MITメディアラボとハーバード大学で神経科学と教育科学の研究を行った著者が、「自分の脳をアップグレードする方法」を教える本書。
著者が研究室で積み上げてきた神経科学等の知見を基に、「認知能力を高めたい」「脳のはたらきを向上させたい」そして「最高バージョンの自分になりたい」という、人々の不変の欲求に、科学的な観点からアプローチしました。
アメリカで話題をさらった衝撃の一冊が、ついに日本上陸です。



◆あなたの脳に完全にアクセスできるのはあなた自身だけ


──はじめに より
この本を読み終わると、あなたは次のことを達成しているだろう。
1 あなたの脳のパフォーマンスを妨害しているボトルネックを発見する
2 自宅でできる脳のパフォーマンスの計測と向上の方法を習得する
3 脳をアップグレードする新しいツールを手に入れる(昔からの常識の焼き直しのように思えるものもあれば、これはちょっと普通ではないと戸惑いを覚えるようなものもあるだろう。たとえばこの本では、友人の脳に電気を流してタイピング速度を向上させるという実験も紹介している)
4 「15分間の自己実験」を使って脳のパフォーマンスをアップグレードできるようになる
これらの実験を通して、私も、実験に参加してくれた友人たちも、自分のデータを医師や職場、学校などに対して公表している。これらの物語を読めば、あなた自身のデータにもさまざまな興味がわいてくるかもしれない。
この本が目指しているのは、科学者たちだけのものだった研究室の扉を大きく開き、そこにある装置や器具を使って一緒に遊ぼうとすべての人に呼びかけることだ。その意味で野心的な試みであるとも言える。
この試みはカオスを生み出してしまうだろうか? そうなるかもしれない。
しかし、それがいいカオスであることを私は願っている。
あなたには、あなただけが1日24時間いつでもアクセスできる装置がある。それはあなたの脳だ。科学者や医者、教師、技術者は、脳についての平均的な一般論を教えてくれる。そして彼らには、それを知るための高度な技術と高価な装置がある。
それでも、あなたの脳に完全にアクセスできるのはあなた自身だけだ。
脳の働きを追跡し、自己実験を行えば、世界でいちばん自分の脳に詳しい人になれるだろう。そうすれば、自分の脳を最適化し、調整し、磨くことができる。
その過程で、大きくバージョンアップした自分になることができるだろう。



【目次】


PART1 ニューロハッキングの準備をする
第1章 科学的な自己啓発
第2章 ニューロハッカーとは何者か
第3章 科学的なエビデンス
第4章 自己実験の基本を学ぶ
第5章 モチベーションを保つ方法
第6章 自分をデバッグする
PART2 向上したい認知能力を決める
第7章 新しいIQ
第8章 新しいEQ
第9章 記憶と学習
第10章 創造性
第11章 メンタルターゲットを決める
第12章 自分の人生を採点する
PART3 自己実験の介入を選ぶ
第13章 意図的なプラセボ
第14章 運動と汗
第15章 ブルーの光あれ
第16章 ニューロフィードバック
PART4 自己実験の「究極の介入」を選ぶ
第17章 脳に電気を流す
第18章 SFから現実へ
PART5 頭をよくする実験の実行とフォローアップ
第19章 15分間の自己実験を実行する
第20章 自己実験のデータを分析する


【著者プロフィール】


©Lindsey-Loon Ricker
©Lindsey-Loon Ricker

エリザベス・R・リッカー
◎──MITで脳と認知科学の学士号、ハーバード大学で精神・脳・教育科学の大学院学位をそれぞれ取得し、MITメディアラボとハーバード大学で神経科学と教育科学の研究を行う。10年におよぶ自己実験歴・ニューロハッキング学習歴とそれらの成果のもと、ベルギーの公共テレビと、「科学のための行進」による著作『Science Not Silence』(MIT Press 2008)で紹介された。
◎──シリコンバレーのベンチャーキャピタル企業、テクノロジースタートアップ、フォーチュン500企業から仕事の依頼が絶えない専門家で、全米各地と中国で認知能力の拡張について講演を行っている。かつては7000万人のユーザーを抱える医療・教育テクノロジーのスタートアップで研究、製品、戦略を担当した。神経科学とテクノロジーの分野で取り組んでいること、またはこの本の内容に関連することやその他の冒険など、著者の最新情報についてはウェブサイト(ericker.com)を参照


【訳者プロフィール】


桜田 直美
◎──翻訳家。早稲田大学第一文学部卒。訳書は『より少ない家大全』『THE CULTURE CODE 最強チームをつくる方法』(いずれも小社刊)、『アメリカの高校生が学んでいる投資の教科書』(SBクリエイティブ)、『ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『世界最高のリーダーシップ「個の力」を最大化し、組織を成功に向かわせる技術』(PHP研究所)など多数。


【書誌情報】


書名:『「科学的」に頭をよくする方法』
定価:1,980円(税込)
判型:46判
体裁:並製
頁数:432頁
ISBN:978-4-7612-7668-3
発行日:2023年4月19日
https://kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761276683
amazon:https://amzn.asia/d/9h4RRmb
楽天:https://books.rakuten.co.jp/rb/17482769/