レアル・マドリーリバプールのブラジル代表FWロベルトフィルミノ(31)の獲得を目指しているという。スペイン『El Nacional.cat』が伝えた。

フィルミノは、2011年1月にトンベンセからホッフェンハイムに完全移籍。ヨーロッパでのキャリアをスタートすると、2015年7月にリバプールへと完全移籍する。

リバプールでは、エジプト代表FWモハメド・サラーセネガル代表FWサディオ・マネ(現:バイエルン)と3トップを形成。チームにプレミアリーグチャンピオンズリーグ(CL)のタイトルをもたらすなど、チームの主軸としてプレーして続けてきた。

これまでリバプールでは公式戦359試合に出場し109ゴールを記録。今シーズンは出番が限定されつつある中で、プレミアリーグで22試合に出場し9ゴールを記録。9日のアーセナル戦では、12分間の出場ながら値千金の同点ゴールを記録していた。

そのフィルミノだが、リバプールとの契約は今シーズン限り。そこで狙いを定めたのが、マドリーだという。

エースである元フランス代表FWカリム・ベンゼマが今シーズン限りで契約満了。契約を延長するかどうかはまだ決まっていないが、フロレンティーノ・ペレス会長はストライカーを今夏の移籍市場で獲得する計画があるという。

ただ、高額な移籍金を支払っても活躍できないという可能性が残る選手に投資する気はなく、目をフリートランスファーのリストに向けたとのこと。資金は中盤の補強に当てたいため、フリーで活躍が見込める選手を迎え入れるつもりがあるという。

一定のゴール数が見込め、前線から守備にも奔走してくれるフィルミノはマドリーの大きな助けになると見られているが、チームに連れてくることはできるだろうか。



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