新型コロナウイルスの影響を受け2019年から約3年間続いたマスク着用の常態化。すっかり日常に溶け込んでいた「マスク生活」から一転、政府の新たな方針発表により、先月13日から着用は「個人の判断」に委ねられることになってから、早1か月が経ちました。

とはいえ、ポストコロナにようやく訪れた「マスクなし生活」を歓迎する人がいる一方で、まだまだ「マスク生活」を続ける方も多く見受けられます。感染リスクを下げるため自主的にマスク継続を選択する人や、マスク生活の長期化により『顔パンツ(マスクを外して顔をさらすのは人前で下着を脱ぐのと同じ)』や『マスクギャップ』のような概念により「コロナ以外の理由でマスクが手放せない」とする人が多いとも言われています。

5月8日からは感染症法上の分類が5類へと移行され、「3年ぶりのマスク緩和の夏」を迎えようとしている今、男性たちは今回の「脱マスク」に対して、どのように感じているのでしょうか。

そこで、男性専門の総合美容クリニック『ゴリラクリニック』(医療法人社団十二会・新宿区 総院長:稲見文彦)は、2023年4月4日~5日の2日間、20~50代の男性ビジネスマン666名を対象に【世代別「2023年/夏のマスク着用に関するアンケート】を実施しました(インターネット調査)。
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この調査では【今年の夏、マスクを着用するか?】の問いに、9割の男性が「着用する(86.0%)」と回答。

「脱マスク」に抵抗がある理由・トップ5】「1.息苦しい 2.蒸れ防止 3.マスク熱中症を防ぐ 4.汗が嫌 5.マスク焼けの予防」が続きました。

【この夏、マスクを外すことに対し「心配なこと」は何か?】の問いには、トップ2に「臭い」関連がランクイン。3位「ヒゲの濃さ」、4位「肌トラブル」、5位「肌老化」をおさえ、1位に「自分の臭い(口臭や体臭)33.1%」、2位に「他人の臭い(口臭や体臭)30.9%」と、男性たちは【自他の臭いを気にしている】ことが判明しました。

また【男性がマスク生活時にやっておけば良かったこと】の上位に「1.ヒゲ脱毛 2.歯のホワイトニング 3.ダイエット 4.ニキビ、ニキビ跡治療 5.体臭のケア」が並びました。

なお、【マスク未着用者への不快感】については、3年前のコロナ初期は男性の7割が「不快」としていたマスクの未着用者は、今回の2023年4月の調査では4割と、3年で3割(33.5%)減少したことが分かりました。

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これらの調査結果を受け、【この夏に用心したい!『戻りスメハラ(戻り臭)』】に関し、当院総院長の稲見文彦医師のコメントは、以下の通り。 さらにこのリリースの最後尾では、「来院患者さまから聞くマスクの功罪」についても、詳しく解説しております。併せてご覧ください。




――― ――― 各質問・詳細 (※各数値の詳細は、添付のPDF資料をご覧ください)――――――

  • 1.【マスクを外すことでの心配事】「戻りスメハラ/戻り臭」に注意!上位2つ「臭い」関連がランクイン
1.自分の臭い(33.1%)2.他人の臭い(30.9%)3.ヒゲの濃さ(19.8%)4.肌トラブル(13.7%)5.肌老化(9.8%)
→マスク着用により防ぐことができた「臭い」。マスク緩和の夏到来を前に自他ともに「臭い」を気にしていることが判明


●質問/この夏、マスクを外すことに対し「心配なこと」は何ですか?(複数回答)
自分の臭い(口臭や体臭)
33.1% (20代33.9% 30代35.7% 40代38.9% 50代23.5%)
他人の臭い(口臭や体臭)
30.9% (20代32.1% 30代34.5% 40代33.6% 50代23.5%)
ヒゲの濃さ
19.8% (20代23.0% 30代26.8% 40代18.6% 50代10.8%)
肌トラブル(肌荒れ、ニキビ跡、毛穴)
13.7% (20代21.2% 30代 9.5% 40代17.4% 50代 6.6%)
肌老化(シミ、しわ、たるみ)
9.8% (20代 5.5%  30代 8.3%  40代11.4% 50代13.9%)
歯の色(歯の汚れ、黄ばみ、歯石)
8.4% (20代 8.5%  30代 9.5%  40代11.4% 50代 4.2%)
歯並び
6.8% (20代 9.1%  30代 7.1%  40代 6.6% 50代 4.2%)
肥満(顔のむくみ、肉付き)
5.9% (20代 4.8%  30代 8.9%  40代 6.6% 50代 3.0%)
  • 2.【2023年夏、男性はマスクを着用する?】9割の男性「マスクを着用する(86.0%)」と回答
◎年代が上がるほどマスクを「着用する」傾向に
※年代別回答(昇順)
着用する :20代(82.4%)→30代(83.9%)→40代(87.4%)→50代(90.4%)
着用しない:50代( 9.6%)→40代(12.6%)→30代(16.1%)→20代(17.6%)

●質問/今年の夏、あなたはマスクを着用しますか? (単一回答)
着用する
86.0%(20代82.4% 30代83.9% 40代87.4% 50代90.4%)
着用しない
14.0%(20代17.6% 30代16.1% 40代12.6%  50代 9.6%)
  • 3.【マスクを外す理由とは?】全世代トップで「息苦しい(49.2%)」と回答。次点「蒸れ防止(39.4%)」が続く
◎不快感を覚える項目が上位に 1.息苦しい 2.蒸れ防止 3.マスク熱中症を防ぐ 4.汗が嫌 5.マスク焼けの予防

●質問/今年の夏、マスクを外すのは何故ですか? (複数回答)
※質問2.で「着用しない」と回答した方のみ
息苦しい
49.2%(20代49.7% 30代44.0% 40代53.3% 50代50.0%)
蒸れ防止
39.5%(20代37.0% 30代39.3% 40代41.3% 50代40.4%)
マスク熱中症を防ぐ
38.3%(20代33.3% 30代39.3% 40代43.1% 50代37.3%)
汗が嫌
35.0%(20代37.6% 30代39.3% 40代32.9% 50代30.1%)
マスク焼けの予防
12.6%(20代12.1% 30代13.1% 40代18.0% 50代 7.2%)
耳が痛む
11.9%(20代 9.1% 30代 8.9% 40代18.0%  50代11.4%)
臭い(口臭)が気になる
10.4%(20代11.5%  30代 7.7% 40代12.6%  50代 9.6%)
肌荒れ(ニキビ・吹き出物)
9.3% (20代16.4%  30代 9.5% 40代 7.8% 50代 3.6%)
肌のかゆみ
5.4% (20代 6.7% 30代 4.8% 40代 6.0% 50代 4.2%)
  • 4.【人前でマスクを外すことへの抵抗は?】6割の男性が「脱マスクに抵抗がある(57.1%)」と回答
◎抵抗がないトップは20代の49.7%

●質問/あなたは人前で「マスクを外すこと」に抵抗を感じますか?(単一回答)
抵抗がある
56.5%(20代50.3% 30代60.6% 40代58.8% 50代56.0%)
抵抗がない
43.4%(20代49.7% 30代39.4% 40代41.2% 50代43.5%)
  • 5.【人前でマスクを外すことに抵抗を感じる理由とは?】「ヒゲの剃り忘れ(生えていても隠せるため)」が4割
◎2020年の調査と比較: 2020年の回答では「ヒゲの剃り忘れ」は6.0%だったが、常態化し伸長。今回の「脱マスク」では4割が回答するなど心配ゴト化へと変化
・参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000098.000004342.html

●質問/「人前でマスクを外すことに抵抗を感じる」のは何故ですか?(複数回答)
※質問4.で「抵抗がある」と回答した方のみ

感染対策をしたい
62.1%(20代47.0% 30代59.0% 40代66.0% 50代74.7%)
ヒゲを剃り忘れても/生えていても隠せるため
36.3%(20代48.2% 30代42.0% 40代32.0% 50代24.2%)
顔全体をさらしたくない
22.7%(20代26.5% 30代27.0% 40代22.7% 50代14.7%)
自分の顔に自信がない
18.1%(20代25.3% 30代26.0% 40代12.4% 50代 9.5%)
肌が荒れていても隠せる
16.3%(20代28.9% 30代19.0% 40代11.3% 50代 7.4%)
恥ずかしい
11.2%(20代19.3% 30代11.0% 40代 5.2% 50代10.5%)
肌トラブルを隠したい
11.2%(20代24.1% 30代 8.0% 40代 8.2% 50代 6.3%)
マスクギャップを出したくない
7.5%(20代10.8% 30代 8.0% 40代 4.1% 50代 7.4%)
鼻や口元にコンプレックスがある
6.9%(20代12.0% 30代 10.0% 40代 2.1% 50代 4.2%)
友達にどう思われるか不安
6.1%(20代 7.2% 30代 5.0% 40代 7.2% 50代 5.3%)
マスクは自分の一部
3.7%(20代 7.2% 30代 3.0% 40代 2.1% 50代 2.1%)
  • 6.【マスク未着用者への不快感】3年前のコロナ初期7割、現在4割が「不快」と回答。3年で3割近く減少へ
◎【2023年のマスク未着用者への不快感】不快だと思う4割(38.0%)なにも思わない6割(62.0%)
◎2020年からの3年間で「不快だと思う」方は全体で33.5%減少

参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000098.000004342.html

●質問/他人が「マスクを着用していないこと」をどう思いますか? (単一回答)
【2023年】
不快だと思う
38.0%(20代33.9% 30代35.1% 40代39.5% 50代43.3%)
なにも思わない
62.0%(20代66.1% 30代64.9% 40代60.5% 50代56.6%)
【2020年】
不快だと思う
71.5%(20代69.3% 30代73.3% 40代70.7% 50代72.7%)
なにも思わない
28.5%(20代30.7% 30代26.7% 40代29.3% 50代27.3%)
  • 7.【マスク生活中「やっておけば良かった/やって良かった」こと】1.ヒゲ脱毛2.歯のホワイトニング3.ダイエット
●質問/“マスク生活時”に「やっておけば良かった」もしくは「やって良かった」ことは何ですか?(複数回答)

ヒゲ脱毛
20.7%(20代26.1% 30代29.7% 40代17.6% 50代 9.5%)
歯のホワイトニング
18.1%(20代20.6% 30代15.8% 40代21.2% 50代 14.9%)
ダイエット
17.3%(20代17.0% 30代20.6% 40代17.0% 50代 14.9%)
ニキビ、ニキビ跡治療
12.7%(20代26.1% 30代15.2% 40代 5.5%  50代 4.2%)
体臭のケア
11.3%(20代12.1% 30代10.3% 40代 13.3% 50代 9.5%)
歯の矯正
7.8%(20代10.3%  30代 6.7% 40代 9.1% 50代 5.4%)
アンチエイジング治療
4.7%(20代 3.0%  30代 4.8% 40代 6.7% 50代 4.2%)
眉アートメイク
2.4%(20代 5.5%  30代 3.0% 40代 0.6% 50代 0.6%)
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  • この夏に用心したい「戻りスメハラ/戻り臭」や「マスク功罪」についてゴリラクリニック総院長が解説
マスクを装着することが当たり前の世の中になって3年以上が経過しました。最近では感染者数も落ち着きを見せ、厚生労働省からもマスク着用が個人の判断に委ねられるようになりwithコロナの生活が一歩前進したように感じられます。5月のゴールデンウィーク明けには5類への引き下げが予定されており、さらに大きく前進していくことと思います。

マスクが外せるようになったことは喜ばしいことである一方、感染リスクを下げるため自主的にマスク継続を選択する人も少なくないようです。また「コロナ以外」の理由でマスクが手放せない、そのような声も上がっています。

「マスクのお陰で無精ひげが隠せていたのに、また毎日のヒゲ剃りが面倒くさい」
「同僚のマスクを外した顔を見たら、二重アゴが育っていて驚いた。自分もそんな風に思われているのかも」
「シミ治療を受けたらカサブタができたけどマスクでうまく隠すことができた。残りのシミも早く治したい」
「マスクによる肌荒れから解放されるのはありがたいけど、この荒れ放題の顔を見られるのもキツい」
このように「マスクの功罪」について様々な声が上がるのもwithコロナの一環なのでしょう。

小中高の若年層、または10-20代の女性においてマスクは「顔パンツ」とも称され、コンプレックスを隠すための欠かせないアイテムとなった感もあります。また、マスクを外すことへの抵抗感を覚える人も少なくないようですが、男性においてはそこまで強い抵抗はなく、むしろマスク無し生活を歓迎する傾向にあるように感じます。

ここ最近、当院を受診される患者様が今まで以上に増えた印象があります。脱毛を希望される方はもちろんのこと、シミやたるみなどのアンチエイジング治療を希望される方、ニキビ治療を希望される方も以前より増加傾向にあるように思います。長年続いたマスク生活、そして来るべきマスク無し生活が影響しているのではないかと私は思います。

また、『戻りスメハラ(戻り臭)』にはこの夏、用心しましょう。
感染拡大防止がマスク着用の大きな目的ですが、男性においては「ずさんな日常生活を隠すアイテム」としても定着した感があります。つまり「うっかり歯を磨くの忘れたけどマスクがあるからいいや」「昨日にんにく食べちゃったけどマスクで臭いを防げるから大丈夫」といった具合です。
マスクを外すのは簡単でも、緩んだ生活を元に戻すのは大変です。スメハラと後ろ指を指されないよう適切なケアを心がけましょう。

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ゴリラクリニック総院長 稲見文彦医師プロフィール
東邦大学医学部を卒業後、同大形成外科学教室に入局。美容外科医を志し某大手美容形成外科に入職。10年以上にわたり数多くの手術を行い、多数の医師や看護師の育成に携わる。同院京都分院長を経て、2015年に男性専門の総合美容クリニック『ゴリラクリニック』総院長に就任、現在に至る。

所属学会:日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAPS、JSAS)、日本美容皮膚科学会
医師として何よりも必要なのは知識や技術の前に、まず「心」であり「コミュニケーション」である。このことを信条に患者様の悩みや希望に向き合い、また気持ちに寄り添うことを自らに課している。男性美容の素晴らしさを世に広める伝道者として診療に邁進するほか、メディア出演や取材などにも幅広く協力を行っている。正確で分かりやすく忖度のない記事には定評がある。私生活では一男一女の父。家事や育児に「主夫」級の活躍を見せる。最大の趣味は自転車通勤であり年間6000キロを走破する健脚の持ち主でもある。
https://gorilla.clinic/recruit/member/01/ 
  • 男性専門の総合美容クリニック『ゴリラクリニック』
診療科目 :美容皮膚科、頭髪外来
◎初診専用無料ダイヤル:0120-987-118(24時間 365日)
◎診療時間 : 11:00~20:00(不定休、予約制)
◎公式Webサイト:https://gorilla.clinic/

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2014年10月創業。「男性美容という文化を創る」ことを使命に掲げ、全国に22院を展開(2023年4月現在)。男性専門の総合美容クリニック(医療機関)として医療用レーザーを使用した「永久脱毛」を始め、スキンケア治療やニキビ(跡)治療、薄毛・AGA治療、医療痩身やスメルケアほか多治療を展開。男性美容に関するありとあらゆる要望を美容医療の力でサポートしている。

また創業当初より細部に至るまで【男性志向】を追求し、男性スタッフも多く採用。どのような悩みに対しても男性が恥ずかしがることなく相談できるような環境づくりを徹底している。
  • 実在の患者さまが登場 『自分だけの男らしさを、選ぼう。』
年代別・エリア別・悩み別に「実在するゴリラクリニックに通院中の男性患者さま」が登場するインタビューコンテンツ。「クリニックに通う患者さまとともに【男性美容】という文化を創り上げよう」、と2021年7月にスタート。2023年4月現在、50名の患者さまによるインタビューが掲載中。

▶ https://gorilla.clinic/interview/ 


  • アンケートリリースに関するお問合せやご取材は、下記までご連絡ください。
広報部 : 石垣 田中 下谷
TEL:03-5291-5270 MAIL:pr@gorilla.clinic
〒169-0072 東京都新宿区大久保2-4-12 新宿ラムダックスビル8階

配信元企業:ゴリラクリニック(医療法人社団十二会)

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