中国で太陽光発電事業を手掛ける江山HD(00295/香港)が4月12日、2023年1〜3月期の太陽光発電量を発表した。前年同時期に比べて30%以上増加した。
 
 同社は23年3月31日現在、安徽省に5カ所、陝西省に4カ所、内モンゴル自治区、山西省、浙江省、湖北省に1カ所ずつの計13カ所の太陽光発電所を持っている。23年1〜3月期の総発電量は10万1973メガワット時(MWh)で、前年同時期における13発電所の合計発電量7万7586MWhを31.43%上回った。

 地域別では陝西省の発電量が2万7141MWhから4万5400MWhと67.27%の増加となった。また、安徽省も3万5111MWhで前年同期比11.54%増加した。このほか、山西省が6597MWh、浙江省が4938MWh、湖北省が6213MWhでそれぞれ前年同時期を上回った。一方で、内モンゴル自治区は3714MWhで同3.88%の減少となった。
 
 同社の22年12月期の売上高は5億5572万人民元(前期比44.02%減)、純損益は2億9031万元の赤字(同68.96%の赤字減)だった。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

江山HD、23年1〜3月の太陽光発電は前年同期比31.43%増の10万1973MWh