ニフティ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:野島 亮司、以下、当社)は、当社が運営する子ども向けサイト「ニフティキッズ」にて、「食」に関するアンケート調査を実施し、本日4月13日(木)にレポートを公開しました。

 本調査では小中学生を中心とした子どもたちを対象に、誰と食事をすることが多いか、食べ物の無駄を減らすために意識していることは何かなどについてのアンケートを実施し、1,237人から回答を得ました。
 朝食を毎日食べている子どもは全体の76%で誰と食べているかについては、小学生はおうちの人と食べる人が最多で42%ですが、中学生になるとひとりで食べる人が44%と最も多くなります。
一方で夕食については小学生、中学生ともに70%を超える子どもたちが「おうちの人」と回答していて、家族で食卓を囲んで夕食をとる家庭が多いことがわかります。
 また食品ロスについて聞いた質問では、全体の86%の子どもたちが食べ物の無駄を減らすために意識していることがあると回答しました。残さず食べることや賞味期限をチェックしている小中学生が多く、食品ロスについて高い関心を持っていることが伺えます。

■「食」に関する調査レポート
 https://kids.nifty.com/parent/research/20230202syoku/


■調査概要
○アンケート実施期間
 2023年2月24日(金)~3月15日(水)
○調査機関
 自社調査
○調査対象
 小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者
○有効回答数
 1,237件
○調査方法
 インターネット調査
○調査項目
 1. 朝ご飯はいつも食べている?
 2.【かならず食べる・食べる日の方が多い・食べない日が多い人へ】 朝ご飯は誰と食べることが一番多い?
 3.【食べない日が多い・食べない人へ】食べない一番の理由は?
 4.夜ご飯はいつも食べている?
 5.【かならず食べる・食べる日の方が多い・食べない日が多い人へ】 夜ご飯は誰と食べることが一番多い?
 6.毎食「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつはしている?
 7.おうちで育てている野菜はある?
 8.食べ物の無駄を減らすために意識していることがあったら教えて!
 9.日本の食品ロスを減らすためのアイデアがあったら教えて!

■調査結果

 毎日食べている小中学生は全体で76%でした。食べる日の方が多いと回答した人と合わせると92%と、多くの子どもたちが朝食を食べていることがわかります。内訳を見ると小学生は78%が毎日食べているのに対し、中学生では70%と減少しています。
  • 【かならず食べる・食べる日の方が多い・食べない日が多い人へ】 朝ご飯は誰と食べることが一番多い?
 朝食は誰と食べているのかの質問には、全体の39%が「おうちの人」、31%が「ひとり」で、25%が「きょうだい」と回答しました。中学生になると「おうちの人」と食べている人は29%に減り、1人で食べている人が44%と増えています。子どもが中学生になってくると、朝に家族みんなで食卓を囲む機会が減っていく家庭が多いようです。
 その他の回答には「日によって違う」や「ヘルパーさん」などが集まりました。
  • 【食べない日が多い・食べない人へ】食べない一番の理由は?
 朝食を食べない日が多い、または食べないと回答した人へ理由を尋ねたところ、「食よくがない」が最も多い結果となりました。
  • 夜ご飯はいつも食べている?
夕食については89%が「必ず食べる」、食べる日の方が多い人も10%と、ほとんどの小中学生が食べていることがわかります。
  • 【かならず食べる・食べる日の方が多い・食べない日が多い人へ】 夜ご飯は誰と食べることが一番多い?
 全体で約8割の小中学生が「おうちの人」と食べると回答しました。朝食と比べてみると家族と食べる人の割合は約2倍に増え、ひとりで食べる人の割合は4分の1以下に減りました。また、小中学生を比較すると「ひとり」で食べると回答した人の割合は中学生が小学生に比べて10%多くなりました。
  • 毎食「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつはしている?
 「毎食あいさつはしているか」の質問には、54%の小中学生が「毎回している」と回答しました。していることの方が多いという回答と合わせると82%となり、約8割が大体の場面で「いただきます」「ごちそうさま」を言っているとわかります。
  • おうちで育てている野菜はある?
 何も育てていない人が66%と最多でした。育てている人の中では1位はミニトマトで2位はキュウリ、3位にイチゴとなりました。ジャガイモニンジンを除き、プランターや鉢植えで育てやすい野菜が人気のようです。
 その他には、アボカドやハーブ、ネギなどの野菜の名前があがりました。
  • 食べ物の無駄を減らすために意識していることがあったら教えて!
 「食べ物の無駄を減らすために意識していること」についての質問では、「意識していない」と回答した人は14%と、多くの小中学生が食品ロスについて高い関心を持っていることがわかりました。意識して行っている具体的な行動は「残さず食べる」が最も多く、70%の子どもたちが残さずしっかり食べようと心がけているようです。
  • 日本の食品ロスを減らすためのアイデアがあったら教えて!
○「量り売りできるものは10g単位で販売する」
○「〇〇個買ったら安くなるなどの、無駄なものを買ってしまいがちなセールをやらない」
○「あまった食材で作れるアレンジレシピを活用する」
○「ゴミ回収の費用を完全有料化」
○「今家にあるものが無くなってから次を買う。とくにお菓子!」

 食品ロスを減らすアイデアについて聞いたところ、無駄な買い物を減らすような販売方法への提案や食材を余らせない工夫など、さまざまな意見が集まりました。自分でできる小さな工夫から、社会全体で変えていく問題まで、食品ロスについてしっかりと考えている小中学生が多いことがわかります。
 また、「ひとりひとりが考えていかないといけないと思う」「みんながそれぞれ気をつけるのが1番」といった意見も集まりました。

■「ニフティキッズ」について( https://kids.nifty.com/
2002年に開始した、 主に小・中学生を対象とする子どものためのサービス。 子どもの相談に子どもが答える『キッズなんでも相談』や、 インターネットを楽しく安全に使うための『わが家のインターネットルール』を作成できるコーナー、 保護者や先生に向けた情報提供も行っています。

※製品名、サービス名などは一般に各社の商標または登録商標です。
※内容は発表日現在のものです。予告なしに変更されることがあります。

配信元企業:ニフティ株式会社

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