明日、私は誰かのカノジョ

MBS/TBSドラマイズム枠で5月2日より、『明日、私は誰かのカノジョ』の続編ドラマが放送開始となる。


■リアルすぎる心理描写が話題に

2019年より、スマートフォン・PC向けマンガ配信サービス「サイコミ」にて連載中、『第68回小学館漫画賞』を受賞し、累計500万部を突破している人気漫画『明日、私は誰かのカノジョ』(小学館)。

昨年4月に実写ドラマ化され、「登場人物たちのリアルすぎる心理描写」が話題となった『明日、私は誰かのカノジョ』の続編ドラマがついに開幕する。


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■それぞれの幸せとは

生活費、学費を自分で稼ぐために高級ソープランド店で働く女子大学生の留奈(茅島みずき)は、ある日人気歌い手アイドルの隼斗を接客する。

メンタルが弱く、SNSでの誹謗中傷に悩んでいた隼斗はリピーターとなり、2人は店外でも関係を持つなどどんどん深みにハマっていく。

また、留奈と同じ店で働く江美は、元バンギャルでスピリチュアル信仰のある40代女性。父の死去に伴い実家に戻るも、心酔する占い師の導きにより地元のスナックで働くことに。そして、その店の常連である岩崎に心を許すうちに…。

何かにすがることを否定してきた留奈と、何かにすがりながら生きてきた江美、それぞれの幸せとは。


■もう1人のヒロイン・江美役

占いに人生を委ね、周りに流されながら生きている40代女性・江美。シーズン2の主要キャストであり、もう1人のヒロインとなる江美を入山法子が演じる。

入山は、デビューから絶えることなく様々なドラマや映画に出演しており、近年では『雪女と蟹を食う』(TX)にヒロインで出演し話題を呼んだ。今後もドラマに映画と数多くの公開作品を控えており、今年も大躍進となる注目の女優だ。


■「人生に無駄なことなんてない」

明日、私は誰かのカノジョ

入山が演じる江美の役柄とコメントを紹介する。高級ソープランド店で働く40代女性。元バンギャル。心酔する占い師の導きに従うほど、スピリチュアル信仰が高い。

入山:原作も読ませて頂きましたが、シンプルな画づくりと、可愛らしいキャラクターにそぐわぬヒリヒリとした包み隠さないセリフの数々。どれだけ生きづらさを感じている人が、現代の波に翻弄されているのだろうと思いました。


江美は極端に言えば、自分1人では息を吸うことと吐くことしかできず、周りに流され生きてきた彼女は父の死をきっかけに今までの自分の人生を振り返ります。


後悔や“たられば“ばかりが残る自分の人生、途方もなく続く今の生活、希望もない未来に、彼女はどう立ち向かっていくのか、精一杯寄り添って、演じ切りたいと思っています。


日本では、古来から人の一生を花に例えることが多いように思います。蕾が弾け、花の盛りが終わり、葉が落ち、枝が細くなっても、冬を越え春を迎えれば、根はまた深くなり、幹は太くなり、ひと回り大きくなります。


花が散ることは恐れることではない、いくつになっても成長できる、再生できる、人生に無駄なことなんてない、そんな想いをお届けできればと思います。

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(文/Sirabee 編集部・ホンマみつる

入山法子が主要キャストに 『明日、私は誰かのカノジョ』続編ドラマが開幕