CData Software Japan(CData)は、「CData DB2 Drivers」と「CData Sync DB2 Connector」をリリースした。また、IBM i(AS/400)の主要なサポートベンダーであるBELLグループのベル・データと同製品で協業し、ベル・データは、IBM i(AS/400)ユーザー企業に対し、「B-Core API-HUB」でIBM iアプリケーションとSaaS連携、各種ローコード・ノーコードツールとのDb2連携、Db2データのデータ分析基盤への複製など多様なデータ連携ソリューションを提供する。

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 今回のCData Drivers for DB2の提供により、各種BI、ETL、ノーコードツールからDb2 への接続が可能となる。とくに、Microsoft Power BI、Tableauのデスクトップからのクラウドへのパブリッシュ機能を含むカスタムコネクタや、Excel Add-InでのExcel UIからのDb2データのロード・一括更新、SQL ServerのリンクサーバーでのDb2接続など従来はできなかったDb2データの活用が可能になる。

 また、2022年2月からCDataと業務提携しているベル・データでは、B-Core API-HUBソリューションで、CData製品のIBM iへの導入やDb2 for iへの接続、IBM iシステムとクラウドサービスへの連携などをトータルサポートしていく。

 具体的には、150を超えるBI、ETL、ノーコードツールからのDb2データのリアルタイム連携をサポートする。GeneXus、DaTaStudio、Unifinity、WinActor、DataSpider、goAnywhereなどのエンタープライズで使われているツールアプリケーションからDb2データやクラウドサービスへのアクセスを実現する。

 基幹システムとして実績の多いIBM iアプリケーション(RPG、COBOLJavaなど)からCData製品を使ったクラウドサービスとの連携をサポートする。

 また、新たにDb2をデータソースとして利用できるようになったデータパイプラインツールのCData Syncを活用し、IBM i内のDb2データをクラウドDB/DWHにレプリケーションすることや、エンタープライズが利用するSalesforceやNetSuiteなどのSaaSデータと統合するデータ分析基盤を構築することが容易になる。