マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるポール・スコールズ氏が、古巣にドルトムントのイングランド代表MFジュード・ベリンガム(19)の獲得を促した。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。

19歳ながらドルトムントで絶対的な存在として活躍するベリンガム。今シーズンは公式戦37試合に出場して10ゴール7アシストを記録しており、ブンデスリーガで優勝争いを繰り広げるチームを牽引するなど活躍中だ。

そんなベリンガムには多くのビッグクラブが関心を示しており、長く獲得を狙い続けてきたリバプールこそ資金面の問題から撤退したものの、依然としてレアル・マドリーやマンチェスター・シティは今夏の獲得を真剣に検討している。

しかし、スコールズ氏はユナイテッドも今から争奪戦に参戦できると信じているようだ。イギリス『BTスポーツ』に出演し、ベリンガムのマドリー行きが有力であることは認めつつ、ユナイテッドが動く可能性に期待を示した。

「彼を狙っているクラブを見たとき、これが数年前だったらユナイテッドにチャンスはないと言っていただろう。それは、(低調だった)今季序盤でも同じだったと思う」

「だが、今のユナイテッドはベリンガムのような選手を狙うべきだと思っている。彼がユナイテッドを見たら、今後数年間はこのチームでやっていこうと思ってくれるだろう」

「もちろん、私としては彼がマドリーと契約すると予想している。それでも、もし彼がユナイテッドにやってきたら、彼はチームを適切な姿にしてくれるだろう」

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